あした、読書カフェです。無料です。
2010年 05月 16日
◎「読書カフェ@たちばな」の概要
京滋・奈良地域センターが昨年から行っている「読書カフェ」に京都橘大学も参加するとともに、
独自で、年に数回、いろんな先生の「大切な本」について語ってもらおうとする企画。
◎大学生協京滋・奈良地域センター第5回読書カフェ
(兼 第1回読書カフェ@たちばな2010)
日時 2010年5月17日(月)
17:00~19:00 ドリンクとサンドイッチなど軽食つき 無料
場所 クリスタルカフェ2階
語り手 小暮宣雄(京都橘大学教員)
テーマ:はじまりのアーツを探して ―鶴見俊輔『限界芸術論』―
1999年、筑摩書房(ちくま学芸文庫)1300円
【お誘い文】
ヒトはどうしてお風呂に入ったとき鼻唄を歌ったりするのでしょうか。
電話をしながら、無意識に落書きをしたりするのでしょうか。
そんな不思議を、鶴見さんの「限界芸術 Marginal Art」という考え方によって辿ってみたいと思います。結婚式やお葬式もこの限界芸術論の守備範囲。思わぬテーマがアーツマネジメントにあることを知ってもらうと嬉しいですね。
【自己紹介】
1955年大阪市生。旧自治省で地域政策、芸術文化環境づくりなどを23年間担当したのち、現京都橘大学へ。公務員生活の終わり頃、どうして、アーツ(芸術)はヒトとともにあるのか。なぜ、ヒトはそれを必要としたのか。そんなことを考えているときに出合ったのが、『限界芸術論』。アーツというと、完成された美術、音楽、演劇ダンスの作品をイメージします。でも、それを社会に、生活に染み出すためには、もっと原初的なアーツを探したい。いまこそ、だれでも触れ合い創り合えるアーツがあれば・・・そんなことを夢見ながら皆さんと一緒にのんびりと読書カフェをしましょう。経歴などは、こぐれ日乗(http://kogure.exblog.jp/)で。