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劇団態変『ファン・ウンド潜伏記』再演@精華小劇場

1/14(金)
大学では、宮澤賢治を読むという授業の15回目。やめてもいいのだが、この授業は再来年になるし、なんか、セロ弾きのゴーシュもやりたくなったので、来週もしようと思う。
今日一番したかったのは、第1回か2回目に読んだ「青森挽歌」をもう一度、みんなと読むことであった。その詩の受容の違いについてけっこう受講生が書いているのもまたよし。

政治学では、ようやく大平正芳が総理大臣になる。ふー。正芳さんの娘さんも森田芳子さんへのインタビュー「おとうちゃん」についてを配ったら、けっこうみんな面白がっていた。ぼくは、田園都市国家構想や非軍事的安全保障など文化の時代の一番初めの国家的動きを政治と文化という文脈で提示したかったんだと第14回目にして思う(一回、必修の授業で休講したので)。

昨夜、志賀直哉の「雨蛙」を再度読む。山科へ移ってようやく出来たという難産の短編ということを知ったからだ(p388~401阿川弘之『志賀直哉上』新潮文庫1997年)。

18時に精華小劇場へ。劇団態変『ファン・ウンド潜伏記』再演の会場。今日は昨日に比べて少ないとのこと。劇団態変韓国公演を共に実現する会世話人として、カンパ箱を持って集めるのがぼくのお仕事だ。井上さんとアレコレ。手ぬぐいを喜んでくれる。
昨日は初日で、なんと3万7千円余集まったそうで、かなりプレッシャー(結果、16000円余集まりほっとするが)。
道行くひとでチラシを欲しがる人がけっこういて、この場所がなくなることを寂しがっていた。

公演は、テント公演のような、ある種、まわりから群集がどっと取り囲むようなドキドキ感や、突然テントの後ろが開き下界が他界へと続くような生死をまたぐような開放感、風の音が聞こえ、現実にも何が起きるか判らないというちょっとした怖さ的迫力はないが、逆にじっくりとそれぞれの動き、演技、ダンス的な身体の独自の洗練された軌跡をじっくりと眺めることが出来たのではないかと思っている。

一番、ぼくがうっとりしたのは、作・演出の金満里の動きを実に間近できちんと堪能できたことだ。テント公演のときは、正直、もっと金の出番が少なかったぐらいで、演技者、舞踊手としての金満里がファン・ウンド初演ではちゃんと見ていなかった(それが唯一の不満)気がしていたので、それが解消できて一番よかったと思う。
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by kogure613 | 2011-01-14 23:15 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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