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劇団態変のお二人が来られた&生協総代会理事長としての最後の挨拶

5/25(水)
アーツマネジメント論(1限目、受講者49名)に、劇団態変の役者、小泉さんと、黒子の小山さんが来る。
去年もそうだったかも知れないが、自分としてはもっとも本質的な講義であるはずの「アーツマネジメント論」の受講生の受講態度が、いまやっている3つの講義形式のもののなかで、一番低調で、これが、まあ、文化政策学科アーツマネジメントコースを2008年度に廃止させられた一因かも知れないし、まあ、逆にアーツマネジメントをより低調にする要因だったとも言えるのだが、それでも、なんとかやるしかないという感じで、珍しく、終わったあと、カリカリする自分がいた(すこし寝不足もあったが)。

というのも、先週の授業がかなり理論的だったので、それを補足する具体的事例をやったあと30分前ぐらいから、態変のステージや黒子の意味を二人から聞き、映像も見せていただくのだが、静かだけれど、どうも反応がやっぱり薄い感じがするのである(それにうちのゼミ生を含めて授業の最後にきてちゃっかり出席にしていることがよく見えて知らぬは親と先生ばかりなりって感じも落胆の原因)。

まあ、都市環境デザイン学科の学生は同じときに観光の授業もあるそうで、それもあって少ない(でもこの授業は私語が多いのだということで、それに比べれば、寝ている者もいるが静かだけましかww)し、そもそも、演劇だけではないが、アーツに接する経験が極少ないという大きな問題(エンタテイメントをしたいのです~とうるうるといわれてよく聞くとテレビでコントを見ているというぐらいなのだ)が滞留している。

終わった後、学部長室で執行部会議があり、1時間ばかり二人には待ってもらって(出席票に態変の手伝いをしてもいいかな?という学生が約1名というのはあまりにも寂しい~~)、食堂へ。
そのあと、1回生が来たりしたあと、
13時に奨学金警告者に面談。なかなか溜まっている出席簿づけがはかどらない。必修の基礎演習を落とした学生の問題。学生支援課と教務課との食い違い、はざまでの取りおとし。インターンシップも同じ問題だし・・

4限目、5限目は大学院のリサーチプロジェクト(研究合同指導)だが、15時から生協総代会があるので、前田さんの発表を半分聞いて出て行く。イくんの発表は総代会のあと全部聞く。日本の指定管理者制度について、先生方もその実態などほとんどご存知ないことを確認する。

新しい公共=NPO的市民が運営するというメリットも2003年の公の施設(ファシリティーズとインスティテューションによって適用方法を変えるぐらいの弾力的な運用指導ぐらいは考慮すべきだったのでは?とつくづく総務省の体制順応主義には改めて呆れるのだが)のの民営化・市場化にはあるのでは?という建前は、いまの現状を見る限りまったくないと思われるし、そもそも、指定管理者制度の前からNPO法人も公共的団体の枠でやってこれたので、指定管理者制度というのは、カンポの宿に代表される郵政民営化と同じ、営利市場優先政策であることは間違いなく、それは、東京中央一極集中に資本の論理からなっていくのは明らかだったはず・・・

終わって、総代会のあとのパーティへ。新しく新理事長になってもらった阪本先生と話す。
彼はとしかんからげんまねに移った先生なので、いまの3回生ゼミ生を1回生の基礎ゼミでうけもっていたりして、情報をもらってありがたし。
by kogure613 | 2011-05-25 23:54 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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