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黒沢清監督の赤い幽霊を鑑賞する授業

6/21(火)
10時から、京都府文化芸術室のお仕事。
平成23年度京都文化ベンチャーコンペティション第1回実行委員会。
年間スケジュールは、国民文化祭があるので、すこし前にずれたりするが、2/26(日)の最終審査まで、こんな感じでまたいくのね、という確認である。

昨年度のグランプリ、京野菜関連の文化ビジネスを考えている坂ノ途中さんは、原発事故があったので大丈夫か?と思ったら、東京からの注文がずんずん伸びているし、被災地の農家さんの関西受け入れなど積極的。
京都市南部に農地や集荷などにつかう廃校とかもと魚屋、精肉屋など空き施設を探しているとのこと・・・

そうそう、今年度から、メールでも応募が出来るようになったのだが、果たして応募はどうだろうか(授業の本課題ではないが、学外授業課題の代替課題としての位置づけにしているのだが・・・)、毎年心配になるが、ぜひ、よろしく!ということで、HP→http://kyotobunka-v.net/competition_entry.html

あわてて、2回生ゼミ、19名ほど出席。
9/10にある山科区エコアクションNo1宣言2011環境イベントに、去年からうちのゼミがかえっこバザールで参加していて、その説明と、やる学生の発掘である。

地産地消がテーマにくわわり、山科の野菜、京野菜などの即売もあるとのこと。坂ノ途中さんともつながるし、たまたまゼミ生で農家の学生もいて、ちょっと、面白いなあとも思ったりする。

係長さんが、これに参加するというのは、就活などでも、きっといいでしょう!というと反応がより強くなったりして、現金ねとも思うが、でも、いいことだとも思う(でも、アルバイトと部活サークルだけでは、面接ネタとしてもずいぶんありきたりだから、2回生のときに、公益性のあるものや自主的に企画し悩みあれこれ工夫した危経験は実に強いインパクトがあるのだ・・・)。

夏休みを中心に、これから数名ずつ、自分たちが参加するアーツプロジェクトやアーツプレースなどを選択するようにするのが、ぼくの大きな課題。去年までは、さきらが大きなものだったが、これがないのがさびしい。
逆に、
NO-MAとかはすこしとおいのでもし希望者があったら、西川さんもいるようになったので滋賀県社会福祉協議会さんを紹介することにして、だいたいは、

1)山科区かえっこ、のほか
2)東山青少年活動センターひがしがし編集 その他(創活番)・・・西田さんに色々お願いすることに・・・
3)めくるめく紙芝居・・・これは、うちの関係
4)アーツバー2011・・・3回生がまずちゃんとしなくちゃだけど(笑)
5)アトリエ劇研・・・上田千尋さんつながりで、また色々広がる
6)神戸のCAP・・・こちらは、ちょっと遠いが下田さんとかにお世話になることに?
7)滋賀県社会福祉協議会(NO-MAとか、さきらでのアウトサイダーライブに向けて)
8)山本能楽堂さんというか、中之島4119さん?というか、美穂さん関係
あと、柳沼さんつながりとか、高槻芸術劇場の青木さんにお世話になるようなこともありかも?

5限目『都市とアーツ』は、黒沢清研究の第1回。
赤い幽霊ばかりをあつめて、見せつつ、
幽霊と妖怪、化け物について、すこし考えさせ、
じつは、見捨てられた都市、建物、風景・・・そこに怖さが潜むというもう1つのテーマ、都市とアーツ、都市の見えない霊性のようなところへと誘導しようと『叫』は、授業の終わりに40分ほど。
ぼくは、あんまり学生の悲鳴を聴かなかったのだが、けっこう、煩かったようだ・・・

黒沢さんのトウキョウソナタとアカルイミライを10回ずつぐらい見て大好きという3回生のとしかん男子あり。
by kogure613 | 2011-06-21 23:26 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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