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ミニ講義(オープンキャンパス)チラシを持ってアーツマネージャーになるという感じでやってみた

7/31(日)
昨日はあんまり飲まず、今日のミニ講義、短いものだけど、まあ、前期の最後のお勤め(高校生とその保護者さん対象)なので、オープンキャンパスでにぎわっている(生協食堂の券が1000枚出たとかいっていたな)京都橘大学へいく。山科急行バスで、南教務部長と雑談。砂糖の世界史の川北稔さんの話をしたら、南さんや松浦さん(イギリス女性史)の共通の師匠だということ。

2回生ゼミのSくん、そして、ぼくの講義を担当する3回生ゼミ生のゆうなちゃんがいて、研究室でfacebookなどをぼんやり触っていたら、2期生のOGのきょうちゃんがやってきて、お昼食べていないというので、2回生の生協委員のNちゃんが売っているたちばな三笠を買ってくる(全部売れたそうだ)。もうすこし、夏風のお菓子も開発すべきかもなあ・・・

【オープンキャンパスミニ講義 「楽しい」のデザイン! ~文化イベントをつたえる「チラシ」を味わって~】
レジュメ(資料)は、→ http://kogure.exblog.jp/13009546

参加者はゆうなちゃんによれば、(父母とかきょうちゃんも入れてかどうか分からないが)25名ということだった。レクチャーの構成は、大きくは、こちらの説明とすこし受講生のチラシでの学習という2つのパート。レジュメでは、清風館のラックから演劇チラシを探し出すというワークを考えたりもしたが、結局、こちらで集めて、机に準備することになった。

まずは、こちらの説明。もちろん、パワポとか使わず、穴埋めレジュメと黒板というオールドスタイルでする。
そもそも、楽しいのデザインという本題は、学部学科そして3つの領域(ラーニングコースといわれているがこれはミスリーディングなので少しずつ領域っていうようにしつつある)を説明し、これは、現代ビジネス(いかに欠かせない仕事探求の)学部、都市環境デザイン(私たちの幸せな暮らしサポート)学科、文化プロデュース(楽しい!を創る)領域の説明にあって、それが、だいたい15分。

そのあと、チラシが、文化イベントを伝えるとっても大事で、かつ省エネ節電の術だということを、5分ぐらい使って説明(引札で、平賀源内などもちょっと出しつつ)したあと、あらかじめ、10種類ほどチラシを自分でぐるっと机の周りを回って取っていたものから、クイズ的に探し出すということをする。

第一に映画のチラシを探す。Cinemaと小さく表に書いてあったり、裏に、上映場所(京都シネマなど)もあったので、シュヴァンクマイケル監督作品『サヴァイヴィングライフ』のチラシはほぼ全員見つける。で、B5という映画独特のサイズのこと(A4との比較)もしつつ、B5のシュヴァンクマイケル展覧会のチラシを見つけ、この二つは同じく視覚芸術(ヴィジュアルアーツ)という領域のものだという展開になる。

で、視覚芸術のチラシを2枚見つけるということをして、京都芸術センターでやっていた、パフォーミングアーツにおけるデザインというチラシを使って、宣伝美術に言及しつつ、実演芸術(パフォーミングアーツ)のチラシを見て行くことになる。すこし、雑談的に、チラシというその公演(展示)が終わってしまうとまったく見向きもされない、ただで配られるものには、実はとても学習することが多い情報があり、また、これを作成するアーツマネージャーの汗とセンスの結晶でもある・・・などといったりもして・・・

で、本題の実演芸術のチラシのなかで、子供向き文楽公演を見つけるために、伝統芸能のチラシを探させ、あとは、すこし時間がタイトになったので、山下残チラシとかまことクラブチラシとか少年王者舘チラシなどの言及し、最後のワークである、演劇チラシの机の前で、ちょっと惹かれるチラシをゲットし、それがおこなわれる場所(施設:アーツプレース)を探しつつ、このチラシの特質(感想)を考えてもらう。

そして、一人ずつ、そのチラシをみんなに見せながら、どんなお芝居なのか!と一言で伝えることにして、それが、実はアーツマネージャーの仕事のファースト模擬体験でもあって、もし、こちらにきたら、チラシの隅々までチェックする仕方を覚えつつ、チラシを作ったり配ったり、そのチラシの内容を伝えたりするのだということを話して、無事、60分が終了。
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by kogure613 | 2011-07-31 18:52 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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