アーツツアーの意味&瀬々敬久『愛するとき、愛されるとき』

2011/11/13(月)
大学では、午前中、書籍の注文やその研究費書類づくり。
それにAO件の決算に向けての整理。ちょっと、大変だったなあ(笑)。

午後からは、専門演習2連チャン・・・

まず、3回生ゼミ。
アーツツアーを13日にゼミ内で試行するのだが、大学コンソーシアム京都の職員さんに提案書を書かねばならないようで、それに四苦八苦していて、とてもいい勉強をさせてもらっているなあ、と思いつつ、それ以外のゼミ生とのバランスもまた課題。まあ、そのために、ゼミとして、アーツバーの企画に参加するというわけであるが。

ツアーって何か。自分なりの言い換えを考えたらどうだろう、って示唆しておく。
たとえば、新鮮な驚き体験というのが、ツアーの醍醐味としたら、アーツという新鮮な驚きに出会うイベントとかそういうことになるし、アーツ自身が、見なかったものを見せるマジックだとすると、その二乗になるのが、アーツツアーっていうことにもなるし・・・

どうして、アーツをツアーするのか?という目的の明確化。アウトリーチの手法の一つでワークショップやアフタートークとともによくアーツマネジメントでは活用されるものの一つで、バックステージツアー、ギャラリーツアーなどがあり、隣接領域では、近代化建築探索ツアーなど、まち発見の技法として定着し注目度が増している。
他方、ツーリズム(観光政策)的にも・・・・。おっと、少しは学生が勉強しなくちゃね。

3回生ゼミ、4回生ゼミとも、学生へのアンケート、2年に一回ぐらいのものが、15分では終わらないようだ。

帰って、瀬々敬久監督の2010年作品『愛するとき、愛されるとき』(東映、95分)を楽しむ。メイキングも面白く、本当に4日間、8月の終わりに木更津の海辺で撮影したというから、その短さとそれでもその完成度(というか、インパクト度)に感心する。

なぜか、エリック・ロメール映画の幾つかを連想した。

『緑の光線』や『海辺のポリーヌ』、『夏物語』・・たぶん、この『愛するとき、愛されるとき』も、かなり、俳優が自発的に演技していて、素の部分もあるようで(たぶん、時間的予算的制約なのだろうが)、それが一番近いと思ったことだが、主人公役の江澤翠の雰囲気が、たとえば『友だちの恋人』の主人公である、市役所文化課の公務員役の人にとても雰囲気とか、設定(比較される女性との関係)が似ているからかも知れない。

青年団のシブイ役者さん、志賀廣太郎さんが、とても印象的なお父さん役。
脳梗塞で倒れてこうなったんだろうなあ。

以下、ネタバレ少々あり。


・・・・・・・・・・・・・


お父さんの奥さんが、不倫をしていて、彼女が乳ガンで亡くなる直前にその不倫相手と会う。主人公の長女はその母に顔だけ似ていて(性格はたぶん父親似)、妹が母の奔放な性格を引き継いでいる(教師と不倫して、露出プレイをめぐって大変なことになる)。

父が少しからだとこころに障碍を持つようになって、その介護をしているのは、姉(主人公)なのに、姉の顔がお母さんに似ているからだろうか、ずいぶんと荒々しい抵抗をする。それに対して、妹にはそうではない(でも妹はそんな介護をしようなんて思わないで、あと10年は死なないな、いやだなあ、と思っている)。
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by kogure613 | 2011-11-07 23:57 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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