05年初講義であり、04年度最終講義であり
2005年 01月 07日
1時限目、アートマネジメント論。島田裕巳『戒名』をずいぶん活用させていただきながら、限界芸術の一つとしての「命名」。またその一つとして死後の名前を考えるという意義付けをまずする。そして、なにやら家制度維持という社会的本音や寺院経済的本音を超えて、戒名を身近なもの、意味のあるものにすることは出来るのかどうか、という問いかけをして、最終回を終えた。
いまは、死後の配役としての戒名は、すべて僧侶という演出家が決めてしまう(制作者=プロデューサは葬儀者)。すでに陳腐になってしまった「往生物語」のもとに。その構造を葬祭と演劇舞台との比較で何とか形になったかと思う。さて、来週は最終日テスト。問題を今日配布。応用問題は、選択式だが、かなり難しいと学生。だから、いま配って考えてもらうのじゃよ。
3時限目は2回生中心の地域文化行政論。ユニバーサルデザインからみた文化政策。駆け足だったが反応はよい。いや、2回生の授業態度とかあとのペーパーコメントは感心します。3年間やってきて、この講座は今年で終わり。またどこかでこのテーマは復活するだろう。
最後に流した福野町ヘリオスのスキヤキミーツザワールドの映像を見ていて、もう10年前かと感慨深い。でも95年のこの映像が古いと感じさせないし、この時期が一番よかったなあと思ってしまう。今年もカンバセーションからオレンジの手ぬぐいが届いてこれは嬉しかったが。米田さんは元気だろうか。地元のスキヤキ・スチールドラムバンドは健在だ。よかった。
あとで調べると、去年の10月いっぱいで福野町はなくなっていた。南砺市だって(砺波地方だからだろうが、栃木南部地方って思われないだろうか?)。もう向こうが狙っているので、ナント!とは言いたくないが。利賀村も一緒。これもちょっと寂しいなあ。地域と芸術のことを考えてきた人たちにとっては。咎人が行ったところだったのではないかとスコットの制作の人から聞いたことがあったり、いろいろ地名という命名のことを考えさせられた所だったのに。
ちんどん@たちばな家の代表、ゆりちゃん(2月に大津市の商店街から声がかかっていて織田先生に断ってくださいと言っていたら、そのファックス用紙をひろえちゃんと一緒に見たらしくて、いえやりますという。まっいいか)に学生表彰を自己申告するように誘う。5万円の図書券が出るというとがぜん書き出す。そこへオジーが来て金券ショップに売らなくちゃねという。いやいや、もし当たったらぼくが図書券買いますよ。オジーとまた新年度タフ5に向けての始動である。加奈ちゃんと会い剛くんと出会って・・さて、どうなるやら。日程調整をオジーがしてくれるから大助かりだ。
組合の新年会の変更メールがあって、7(金)になったとあったので、出かけてみたがそんな予約はないという。変だなあと思いつつ帰る。よく考えると、12日(水)にやっぱりあるのだが、申し込み締切日が、7日(水)→7日(金)ということだったのだと気づく。阿呆でした。
でも、今日も酒を一滴も入れず。1月4日から連続4日目なり。断酒元年4日ととりあえず、小声で言っておこう(お酒を飲んでしまったら、マイナス2日ぐらいにして、反動を起こさないようにしたほうがいいよとさきが言う。そうだねえ)。
◎blogランキングサイト◎に登録しちゃいました。
↑
どうしたら、クリックしてもらえるのか?これがマーケティングのプロは大問題なのだなあということが、よく分かります。