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第15次笑の内閣『ツレがウヨになりまして。』京大吉田寮食堂

5/27(日)
100分で名著という番組とさかのぼり日本史という番組を自動録画にしているが、カフカの変身をやっていたり、戦後から戦前にかけての外交史をやっていたりして、けっこう、懐かしかったり、勉強になったりしている。ミッツ・マングローブという女装家の番組がなぜ撮れていたのかはなぞだが、バッハというキーワードを入れているので、マッチ売りの少女の受難曲の演奏映像があったりする。

経営学を芸術団営の研究にいかに活用するか。これは、かなり茫漠としていて、どこから手を付けたらいいのか・・・

京大の吉田寮食堂がいよいよ危機のようで、そういうこともあって、飛び道具なども見たかったが、第15次笑の内閣『ツレがウヨになりまして。』を見に行く。13時すぎから15時まで。

たまたま、『狂い咲きサンダーロード』をつい最近見たが、ネット右翼ではなく、街宣活動をする右翼集団を描いた映画ってこのあともそんなにないような気がしていて、そういう意味では、演劇が扱うものとしてもレアなものだろうと思う。どちらにせよ、チンピラな兵隊的な右翼の上層部をきちんと描くにはもっともっと周到で大変な調査がいるのだろうなあ、と思いつつ、ヤクザ映画ではつねに政治の黒幕として併走しているわけだから、ヤクザ映画を反転させればけっこう簡単にできるのかもなあとも思ったりする。

暗転が多いつなぎにもう少しリズムをつけるか、やっぱり、カット数を減らして映画的であっても溝口健二風の長回しに耐えるぐらいには稽古しなくちゃなあとか思いつつ、アイドル的歌の連続に脱臼的に愛おしく見ている自分がいる。

アイドル的鈴木ちひろ(劇団紫)が、マイクの歌だけでなく、セリフや立ち振る舞いもほんとに堂々としていて、焼酎ステラ(劇団ZTON)が友達で対照的なキャラ立ち。伝統ある大学演劇部とか演劇専攻とかいう正統化されてしまった大学演劇界とは違うキャンパスサークル的乗りのよさがいつもある舞台。

そういう意味では、劇団衛星の昔とかなり通じるのだろう。吉田寮食堂つながりということもあるけど。あとは、やっぱり、制作者をどう見つけるかが今後の課題だろうか・・

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by kogure613 | 2012-05-27 21:50 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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