高橋敏『江戸の教育力』

5/30(水)
きょうは、ひたすら事務処理。
コンソーシアム関係の作業とか、授業参加度チェックとか、奨学金のこととか・・・
3年に一回行われている全学生の意識調査の教育ビジネスS社さんからの報告会。・・・

高橋敏『江戸の教育力』(ちくま新書692、2007年)、読了。
3回ゼミ生が塾や寺小屋の研究をしようか?といってくれたので、数冊買ったなかの一つ。
歴史的な実証が多くて、学生には少しだけ難しいかもしれないが、結論部分とかはとても大事なので、また貸そうと思う。

p199より
 江戸の教育力はどんな身分、境遇に生まれようが、ヒトの赤ん坊を一人前の大人にする組織力に優れていた。……地方には経済力にくわえ、文化・教育力が備わっていたということである。かくなったのはお上に命令されてしぶしぶそうしたわけではない。民間の力で自力で成し遂げたのである。
……文字文化は官・民を問わず全国津々浦々を繋ぐコミュニケーションのメディアになった。リテラシーは時代の要請となった。寺小屋はムラにひとつといわず複数誕生した。一方、子育て、しつけ、子ども組、若者組の非文字の教育は、ある時はこれと拮抗し、あるときは協調し、健在であった。これらを地域の教育組織にまとめ自立させる名望家の文人のリーダーが各地に簇生していた。……

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by kogure613 | 2012-05-30 10:47 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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