劇団衛星の新作『サードハンド』KAIKA
2012年 06月 27日
少しだけ論文を書く。
講義もあと数回を残すのだが、どう終わるのか、やはり演劇映像を見せて、生の実演芸術へといざないたいのだけれど、チクセントミハイさんがいうように、うまく、フローチャネルを少しずつ上っていくような選択がいる。難しいものは、うまい補助線。
3限目、理事長などからのお話。
KAIKAへ。すこし早く行ったので、3階へ。ここが、「コワーキングスペース・小脇」だったのか。なんだか、つながる。
劇団衛星の新作『サードハンド』(作・演出:蓮行)。90分ぐらいかな。小劇場の使い方はいつもよりは、凝っている。斜め線で、いくつかのパートの同時進行を可能にしていたり、幕の位置を踊り子が動かす設定。
かなり懐かしい味付け。つまり、お色気と近未来。
ここの一番の長所はなんといっても、エッチすれすれなお色気である。
そして、過激さからは程遠い社会批評性。でも、マイルドなりの味わいあり。もう少し客席に学生をいざないたかったなと思ったら、駅で2回生ゼミ生にばったりあう。コンビニで富良野限定サッポロビールを買って飲んでいたので照れくさい。