ジョブ型正社員!濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす 』

11/27(水)
濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす 』(中公新書ラクレ、2013年)がとても勉強になった。
第7章若者雇用問題への「処方箋」として、すぐに、欧米等の全員ジョブ型雇用へと転換することは困難なので、第三の形態としての「ジョブ型正社員」を提起している。正規・非正規の二極化構造を解消し、雇用形態の多様化を目指すもので、反復更新された有期契約からジョブ型正社員への移行、女性向け「一般職」から男女共通のジョブ型正社員への移行が可能になる。さらに、正社員のうち、自分の時間、住む場所を大事にするメンバーシップ型正社員もジョブ型正社員への道が可能になる。

つまり、<ジョブ型正社員の雇用形態は職務(ジョブ)、労働時間、就業場所を定めた期間の定めのない雇用契約>(p261)なのだ。職務を超える配転がなく、しかもその職務がある限り原則として解雇から保護される。逆に言えば、その職務がなくなれば、雇用主は他の職務に配転することで雇用を保障する義務はない。

実は、5年連続すると有期雇用が無期雇用になる労働契約法が成立すると、5年で打ち止めにする労働契約を結ぼうとする雇用主の問題を痛感していただけに、眼から鱗だった。なるほど、ジョブ型だと期限のない雇用でも、「労使協議により対象者を選定することを条件に整理解雇が正当とされ」(p262)るわけだ。

職業大学、デュアル・システムなどなど、もっと真剣に考えるワードがいっぱい。
うちの現代ビジネス学部が職業探究学部であることを前向きに捉えていくためにも。

9時から、予算ヒアリングの事前打ち合わせ。
10時から京都市総合企画局政策室のお二人が来橘、「京都創生」に学生たちがどう関わっていくか話し合う。
来年度はとりあえず、私の授業に組み込むことができればいいかも。
地域公共政策士関係やCOCの絡みに繋がることも期待される。

11時からは、大学コンソーシアム京都のお二人が来橘。来年度からの変更案についての意見聴取。
12時から、随時、書類のすり合わせ、ゼミの確定など。
14時すぎに珍しく生協で食事。これは、夜遅くに予算ヒアリングがあるからだ。

14時20分から、地域連携の予算執行の打ち合わせ。
4限目、5限目は、大学院リサーチプロジェクト。
世界遺産制度が本当に必要なのか、すこし疑問に思うこともあってもいい。もちろん、精度はあってもそれをあえて申請しない自立性があればもう少し自尊心のある日本、地域が生まれるのだろうけれど、お墨付きがすきだからなあ。叙勲精度なども同じだし、オリンピック誘致のレントシーキングなどもってほのかなのにね。

21時15分からようやく現代ビジネス学部の予算ヒアリング始まる。30分で終了。うちはかなり絞った要求なり。
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by kogure613 | 2013-11-27 23:24 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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