すこしずつ 自分のゼミの学生さんの 顔が識別できるようになって いきたいなと お空に祈り
2005年 05月 23日
学生さんは、最近は礼儀が良くて、よく挨拶されたり、お辞儀をされたりして、ああ、ええ、おお、そう・・とこちらも返しつつ、うーんと、えーとと、こちらの不義理を悪く思うな、きっといいことがあるぞよと天を仰ぐのである。
いま、帰っていったが、じつに編入生は大変でそれにもめげずにやってきた4回生が、今年入った編入生のための集まり会をしようと思うと言いに来てくれて、こちらがすべきことを自分たちで考えてやろうとするのは、まさしく自治の鑑であるぞと思いつつ、3回生編入は自分のゼミなので大丈夫なのだが、2回生編入の2回生の名簿を探してもなかなか見つからない(教務課に聞けば一発ではあったが)。
そんなこんなでアーツどころではない1日が暮れ落ちている。
地域芸術文化振興論に、NPO法人大阪アーツアポリア代表理事にして事務局長の中西美穂さんが来てくれて、いつも以上に印象的ないいトークをしてくれた。また、授業アンケートで、ゲストが良かった!と書かれるのだが、それももう恨まないよ、きっとこれはお互い様だと思うことにする。
専門ゼミはいつもの通り。3回生ゼミで、熊倉純子さん(すみこさんと呼べるとアーツマネジメント受講者である)らが書いていた企業メセナノートがあったので、それなどを使い、「企業メセナ」について、20分ほど、ミニミニ講義をしておく。こんな感じで、聞きたくてもちゃんと聞き落とした用語を説明していこうと思うので、ゼミ生たちよ、何か説明して欲しいことがあったら、教えてくださいね。
家に帰ると、芳江が突然、鳩が卵をふたつ産んだのよという。鳩好きの学生の卒業研究について、あれこれ思案したゼミがあった今日なので、いくぶん「鳩」が伝染したのかも知れない。いままでは、そのベランダのあるところはさきがいて、芳江もときどきベランダを掃除していたのだが、そのさきがいなくなり、芳江も花粉症がひどくなったりして、人の気配がなくなったために、鳩さんの絶好の子育て場になったようだ。