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中学生たちが大学に来た。椥辻から歩いたので、顔がほてっている。だらけた大学生にはならないでね。

大阪市バッシングの尻馬だけは乗りたくないとは思っている。できる限り、前向きな考えを出していきたい。そう思いつつ、昨夜出合った朝日新聞の記者さんの電話取材で、大阪市役所に対してどういう心境ですか?ときかれえると言いよどんでしまう。

道州制の動きはチェックしなくちゃいけない。えらそうに法律や行政の専門家だったんです、とか言っちゃったが、ただ、法律・条例の制定や地方自治法の改正にはいささか下作業者とかかわり法制局や国会に風呂敷包みを持って往復し、その前に他省にいじめられた(もちろん、自治省が他省の法案に対してずいぶんいじめつくしてきたからその報復である)という経験があるだけだということも白状しておいたほうが気は楽だ。

午前中、京都府の南のほうから(回りは山ばかりと言っていた)、中学3年生6名が大学訪問にやってくる。そのあと、光華大学に午後行くといっていて、ずいぶんハードなスケジュール。だのに、10近くも質問があって、3回生ゼミ生も一緒に楽しく答えてくれたこともあって、時間があっという間にすんでしまった。もっと早く切り上げて、生協でごはんを食べて中学生の意見とか気持ちとかを探ればよかった。

今日は午後授業を振り替えたので、文化政策学部の1回生必修講義に顔を出してみた。前よりおしゃべりは少なくなったかも知れない。そのかわり、脱力して寝てたり、だら~としている学生の多いこと!携帯メールにいそしむ学生は当たり前にちらほら(携帯電話のベルがならないだけまし)。中学生なんぞに見せられる代物ではない。

ノートを取っている学生は稀有。とても面白くてノートテークの瞬間など無数にあるのに・・
このあとの課題が要約(と「論評」・・1回生の分際で何が論評かと思ってしまうが)なので、配布資料を書き写せばいいと思っているからだろうと思量される。授業の合間の途中の休憩で廊下に出てしゃべる声のでかいこと。ぼくは、隣の9502教室でいつも授業しているので、これが原因だなあと再確認。TAは注意しているというが、現行犯で注意していない。11名もTAがいてもまるで役立たない。

「事業の定義」の大切さ。たとえば、アート引越しセンターが、お引越し事業を荷物の移動ではなく「生活の移動」と定義づけたことで、どんどんサービスが広がったという教授の一言で、どれだけ、他の企業のCI戦略(の成功と失敗)を思いうかべさせられるか、それがそのあとのTAの授業で引き出せていれば、2講時連続の「小人数」授業も意味がある。が、それもあらかじめTAにセットしてあげておかないと、出来ない寸法だろう。

春秋座とはよっぽど相性が悪いのね。
伊藤キム、白井剛の『禁色』を観たが、はじめはおおーっと思いなかなかに楽しかったが、後半はなんだか消化試合みたいだった。多分、原作にひっぱられている分、想像力の飛翔がなかったためかなと善意に考えて帰路に着いた。もったいないことだ。たぶん、もっと短くていいのかも知れない。19:08~20:41。93分もあるので、互いに疲れる。
これを60分にすれば(きっと、それぐらいがもともとの種なのではないかなあ)、それなりに観られるはず。でも、内向きな時代のうち向きなダンスではある。
by kogure613 | 2005-06-24 23:11 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


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