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瀬々敬久『アントキノイノチ』、森昌子コンサート『昌子ひとり舞台』

2015/3/28(土)
暖かいが左肩が同じような具合。
京都市の委員になる承諾書にハンコを押して郵便ポストに入れるのが唯一の外出。
今日か明日、随心院の梅を見に行こうということなどはやめることにする。
阿川弘之『志賀直哉 下』をようやく読了。葬送にいたるところが圧巻。

映画DVDを楽しむ。瀬々敬久監督は『愛するとき、愛されるとき』(http://kogure.exblog.jp/13964925/)を観て興味深く思い、買っていたのだった。
瀬々敬久『アントキノイノチ』(2011年、131分、松竹)。さだまさし原作というのにすこしひっかかったが、特に問題なし。
遺品整理業の仕事をしだして、徐々に躁うつ病の主人公・杏平(岡田将生)が回復し、先輩の久保田ゆき(榮倉奈々)と交流しだすというのがこの映画の現在。
この現在と、数年前の杏平の過去の出来事とが行ったり来たりする。
過去とは、高校生で登山部の杏平と先輩でいじめっ子(松坂桃李)との関係である。高校生では、染谷将太が演じる熱帯魚を愛しネットでイジメられ・・という事件も前提としてある。

現在と過去とが行ったり来たりする構成は、基本的にあまりすきではないのだったが、この映画の現在と過去は相手に話す内容を見せるというシンプルなものなので、そんなに混乱しないですんだ。
なにせ、遺品整理業という仕事が自分の研究にも役立つものだったし、実に興味深く観た。その上司役に原田泰造。独特の目が寄っている顔の役者さん(この顔、あんまり悪いことができそうなタイプかな?)。

少し前に観た音楽ライブDVDの記録。
森昌子コンサート『昌子ひとり舞台』(109分、ホリプロ)。2006年、20年振りに歌手として再デビューを果たした時の映像。「せんせい」以外に知っていたのは「越冬つばめ」ぐらいか。
http://gingeki.jp/special/masako.html
構成・演出 高平哲郎
美術 朝倉 摂
映像 福井正紀
照明 砂川瑞穂
音響 萩原桂吾
振付 室町あかね
舞台監督 高橋春樹
宣伝美術 瀬古晋也
エグゼクティブ・プロデューサー : 堀 威夫
主催 ホリプロ/天王洲 銀河劇場
後援 TBSラジオ
協力 加賀電子株式会社
企画制作 ホリプロ


by kogure613 | 2015-03-28 22:44 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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