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木曜日なのに、京都橘大学に出かけた

木曜日なのに、京都橘大学に出かけた。立命館大学がさきに試験期間に入ったからだ。
何もない午前中というのは、なかなか快適な気分。
ブラッサンスを流しながら、ちょこちょこ書類整理やら考え事やら。
それでも、次年度の調整やらご意見伺いやらも、ほどほどにする。

木曜日なのに、京都橘大学に出かけた_a0034066_18281224.jpg生協の食堂に、分厚い本を持っていき、こうすると大学の教員みたいに見えるでしょと院生に声をかける。読んだところは、717Pから始まる「第16章死者の越境」(小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉~戦後日本のナショナリズムと公共性』新曜社、2002)の鶴見俊輔の伝記みたいなところだけだったが、確かに面白く、いい文章で感心する。こんなに分厚い本を書きつつ、拾い読みしても十分に分かりやすくぐっと引き付ける本を書くのは、すごいこと。それに、本の表紙がかなり印象的。

2回生の必修を、担当教員のご了解を得て聞かせてもらう。学生たちは1回生と同じように私語満開だったが、今日の所(要約をしなくちゃいけないところ)に入るとぴたりと静かになった。1回生よりは要領がよくなっているようだし、注意すると素直に話さなくなるので、まあ、嬉しい。

演劇ビジネス研究会。ワークショップの構成は3回分として概略できているのだが、今日は集まりが悪い。それでも、これからの予定などを話す。次回は、8/30を中心に調整。実践的なビジネスパーソン用ワークショップとともに、学生企業訪問、面接などの就職活動用の研究も始めようかという話になる。後期、ゼミ生はきっと乗り気ではないかと希望的観測。実際は、始まってすぐに相談することにしよう。

18時半から、まちかど芸術(タフ5)のチラシ撮影などで外にいたらしい小鹿さんに林さん、それにHちゃんが、太陽クラブの人たち(山科の障碍者グループ)などによって描いてもらった29枚の絵をもとにして、紙芝居のお話づくりに励んでいる(一応は出来たが、それをまた太陽クラブに持っていって相互に創っていく予定)。ぼくも参加。はじめは、間奏曲をはさむ感じで絵を選んで話をつないでいたが・・・

いやあ、久しぶりにアーツに関わった気分。将棋作曲と似ているのかもしれないが、なんといえばいいのだろう。一応4人だから「麻雀創話」としておくか。4人とも、どんな話になるのかわからない状態で、真剣にしかも超はちゃめちゃに話を考える。はじまりのテーマは秋の味覚だったはず。そこから、冒険の旅があり、「あざらし生の意味さがし」(生き物の存在理由づけ)があり、白昼夢がある。

さらに、クイズあり、ギャル言葉あり、恐怖場面あり、最後はエントロピーがすべて熱になってしまったような青い静けさのなか・・・。あざらしが一応主役で、さる(ばとーれ)に、カニ、シロナガスクジラ、あざらしの祖母の犬などが登場(赤い目の亀は不発)。電車の脱線事故という時事ネタもあった。真昼の花火。海蛇の虹。
Commented by kogurearts at 2005-07-25 09:08
ギャル言葉は、ひょっとしたらなくなるかもしれませんし、これは、太陽クラブにフィードバック以前のものなので、ずいぶん、また変わっています。この過程がいいんですね。どうしてその模様が伝えられるか。いちばんいいのは、うちの学生なら参加することなんですがねえ。
あと、まちかど寸劇の方はエキストラ募集中です。これは30歳以上がとりわけ望ましいということ。上限はありません。こぐれ
by kogure613 | 2005-07-21 18:21 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(1)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


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