2016/4/3(日)
ゲストハウスとカフェと庭 ココルーム オープニングセレモニーに出かける。
ちょっと遅れたので、踊るデカルコ・マリィさんの「わたしたちのてんてこ舞」がちょっとだけ始まっていた。
15時すぎからのトークまでゲストハウスの見学。屋上が気持ちいい。
奥の庭はずいぶん広い。ダンスはじめ、いろんなパフォーマンスが行われそうな場所である。
演歌が流れているが、これは商店街のBGM。夕方から隣のカラオケ居酒屋がオープンするがそんなにゲストハウスへの影響は少ないとのこと。
http://cocoyadoya.org/
前のココルームは、名前はココルームのままで、クラシック喫茶バーになっていた。
帰って、録画していた映画、ミシェル・アザナヴィシウス『アーティスト』(2011年、100分、英: The Artist)を観る。無声映画時代のお話。それがトーキーになったときにおきる世代交代の悲哀。モノクロームで、肉声はほとんどなし。これ自身がサイレント映画風というのが実に面白い。音に敏感になる。口元を読む推測の楽しさ。フルオーケストラによる伴奏や劇場の贅沢。客席の反応・・・
ミュージカル映画への始まりという流れもまた楽し。
<ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ出演の2011年のフランスのロマンティック・コメディ・ドラマ映画である。1927年から1932年までのハリウッドを舞台とし、トーキーの登場でサイレント映画の時代が終わったことで没落する男優と躍進する女優を描く物語である。サイレント、カラー映画として制作され、ポストプロダクションで白黒となった。>
http://d.hatena.ne.jp/susahadeth52623/20120411/1334136601
< 主人公の大スタージョージ・ヴァレンンティンのモデルは一人は名前から分かる通りルドルフ・ヴァレンティノ。彼は自分の役目が分かっていたかのように1926年に亡くなっている。そしてもう一人は劇中の剣戟映画からダグラス・フェアバンクスだと思われる。フェアバンクスは1920年の「奇傑ゾロ」などで有名。余談だが「バットマン」においてブルース・ウェインの両親はこの「奇傑ゾロ」を観に行った帰り道に強盗にあって殺されたことになっている。「バットマン」の始まりは1939年だからそこから遡るとちょうど1920年ぐらいにブルースが子供時代を過ごしている計算。勿論ゾロがバットマンのモデルの一つでもあるからだが。ジョージを演じたジャン・デュジャルダンの容貌はよく似ている。本当に当時の俳優さんのようだ。
ヒロインに当たるペピー役のベレニス・ベジョはあんまり当時の女優さんぽくはない(個人的印象だが)。その辺はそのまま古き我が道を行くジョージと新しい道を切り開くペピーの違いになってるような気もする。>