研究費の処理と部活顧問の仕事をするために大学へ。もう少し研究室を掃除すべきなのだが、どうも調子がでない。
東京都知事の小池百合子さん、防衛相になった稲田朋美さん。特に稲田さんはかなりの日本会議派なので、靖国参拝とか、東アジアの波風が立つだろうな。
怪獣映画って特に関心はなかったのだが、福島原発事故との関連が強いという評判を『シン・ゴジラ』については聞いたので、映画館を探して行った。結局地下鉄二条駅すぐの映画館「TOHOシネマズ 二条」で見る。特別料金がかからないこともあるのだろうが、そのシネマ2は、ほぼ満席。子供連れも多かった。政治家や役人たちがわさわさいるシーンが結構あって、僕にはとても興味深く見どころだったが、子供にはまだピンとこなかったかも知れない。
余貴美子さん演じる防衛相、なかなかにいい。理系女子の市川実日子さん(技術系役人。課長補佐とあったかな)も独特の味わい。
ゴジラの進化。恐竜の研究が進んできたことと関係あるのかな、特に皮膚の赤い血の使い方。
宮澤賢治「春と修羅」が冒頭の遺留品、メガネと靴と。
脚本・総監督:庵野秀明、監督・特技監督:樋口真嗣『シン・ゴジラ』(2016年、119分、東宝)
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使):石原さとみ
尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐):市川実日子
里見祐介(農林水産大臣→内閣総理大臣臨時代理):平泉成
森文哉(厚生労働省医政局研究開発振興課長):津田寛治
間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科 准教授):塚本晋也
安田龍彥(文部科学省研究振興局基礎研究振興課長):高橋一生
メモ<【ネタバレ有】「シン・ゴジラ」感想と考察 - カタリスト http://nemopatitur.hatenablog.com/entry/2016/08/01/182333 より
<「ヤシオリ作戦」のヤシオリは、八岐大蛇を眠らせるために飲ませた、「八塩折之酒(ヤシオリノサケ)」が由来で間違いないかと思います
化学物質を飲ませるための特殊車両は劇中で「アメノハバキリ」と呼ばれており、これはヤマタノオロチを倒した剣「天羽々斬(アメノハバキリ)」と合致しています
とすれば、ゴジラは神獣「ヤマタノオロチ」を指しており、「ゴジラの尻尾」は「ヤマタノオロチの尻尾」と関連性がある可能性が高いです>
<極めつけは、宮沢賢治の詩「春と修羅」の内容です。
「シン・ゴジラ」を観終わった方は、ぜひこの詩を最後まで読んでください>
珍しく録画ではなく、テレビでそのまま、映画を楽しむ。
手塚昌明 『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年、88分、東宝)。映画館で観てきた『シン・ゴジラ』と比べるのも一興。
【出演者】釈由美子、宅麻伸、小野寺華那、高杉亘、友井雄亮、水野純一、水野久美、中尾彬
<1999年、49年振りに日本に上陸したゴジラに全く歯が立たなかった特生自衛隊(対特殊生物自衛隊)の家城茜三尉は自らのミスで上官を死なせてしまい転属を言い渡される。一方、政府は湯原教授ら各分野のエキスパートを集め、オキシジェン・デストロイヤーによって死滅したゴジラの骨をベースにした生体ロボット“機龍”(メカゴジラ)の開発に着手する。そして4年後、遂に完成し、操縦士に家城茜が任命されるのだった…。 >