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「建物を変える、街が変わる~建築家・大島芳彦~」NHK ニュースメモ:小田原市生活保護担当職員、アパホテルに代表本

2017/1/18(水)

帰って録画していた番組を観る。公共政策からみでも面白いし、もちろん都市環境デザイン学科の学生たちには、建築インテリアコースを含めて興味深い内容。動画⇒ http://kogure.exblog.jp/23559680/

それに、いま、大東市の生涯学習絡みの研究をしている研究生もいるので、大東市自体にもかなり興味を持つ事ができた。なるほど、箕面市や生駒市との比較をしている市役所の担当者さんの話しとかリアルな感じ。

【大東】大東市北条地域が変わるの?NHKの番組『プロフェッショナル~仕事の流儀~』で大東市北条がクローズアップ http://daitoshijonawate.goguynet.jp/2017/01/18/purofessyonaru/ より

<大東市北条に有る市営住宅が老朽化に伴い住民も減少し建て替えが検討されています。そこで建て替えの構想を依頼されたのが大島芳彦さんだったようです。地域の方の意見などを参考により良い街づくりを考えておられる様子が放送されていました。
市営住宅・菊水温泉・綺麗な水と自然・お年寄りと子供たちのふれあい
様々なキーワードを基に新たに生まれ変わる市営住宅の構想を東坂大東市長にプレゼンをしている様子なども放送されていました。
ご年配の方が入浴され縁側でくつろがれ、お庭で川遊びをする子供たちそんな図が浮かんでくるような構想でした。
116() 22:25~23:14の放送は終わってしまいましたが、見逃した方のために、なんと再放送がすぐに放送されます。再放送日は123() 15:10~15:59に放送されます。>

プロフェッショナル 仕事の流儀 313「建物を変える、街が変わる~建築家・大島芳彦~」 2017116NHK放送

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0116/index.html

<日本のリノベーションの第一人者と言われる建築家・大島芳彦(46)。間取りや使い方を大胆に見直し、新たな価値を持つ物件に生まれ変わらせる。さらにそれを通じて、地域のつながりやまちづくりにも影響を及ぼしているとして、全国から注目を集めている。たとえば去年グッドデザイン賞に輝いた、築50年の団地のリノベーション。建物は廃虚同然だったが、大島が閉鎖的だった空間を開放したことで、今、人がにぎわう地域のになっている。
そんな大島の信念は、「物語をデザインする」ことだ。今回請け負っていた大阪・船場(せんば)のとあるビル。オーナーは愛着を抱いていたが、築40年を越えたビルは機能性に乏しく、建て替えしかないと言われてきた。だが大島は、ビルは生かせると断言した。人が集まれるようにと願った創業者の思いをくみ取ることで、建物の個性に注目、複数の人で使うシェアオフィスに生まれ変わらせるプランを提案した。1階にはカフェも。そこには、従業員を家族のように思い、アットホームな雰囲気の会社経営を心がけた創業者の思いを受け継ぎたいという大島の思いがあった。
「古い建物を壊して、新しく建て直すと、過去はリセットされてしまう。先代が何を考えていたのかを理解した上で、それを解釈し直して価値につなげる。それは、他の人にはできないことを生み出す力になるはずなんですよね」大島は、その建物の歴史にまでたちもどり、物語を掘り起こしていく。そうして、建物をつないでいくのが大島のやり方だ。
今、全国で急増する空き家や空きマンション。その解消のために大島が力を入れるのが「リノベーションスクール」という活動だ。実際の空き店舗などを対象に、リノベーションの方法を実地で話し合う。地元の人を巻き込み、物件の持つ可能性を徹底的にリサーチ。3日3晩をかけて事業提案を練り上げ、オーナーにプレゼン。OKとなれば、本当の事業として動き出す。
大島がこのとき、なにより大事にするのは、地元のあらゆる業種の人々を巻き込んでいくことだ。地方公務員、銀行員、主婦など。目的は、まちづくりの主人公を作るためだ。「今の社会構造では、まちづくりはだれか他人にゆだねていて、当事者意識がないんです。でもリノベーションスクールでは、小さなエリアのことを集中して考える。街に対する発見もあるし、年齢が離れた人と共有したり。そうすれば、当たり前のことが当たり前ではなくなるはずなんです」(大島)この街をつくるのは自分たちだ、という当事者意識が、プレーヤーを育て、街ににぎわいを作り出していく。これまで全国で50件以上の事業提案が実現している。
大島が、リノベーションを仕事として志したのは30歳の頃。大手建築事務所に勤めていた大島。だが、不動産業を営む実家が、古いお荷物物件を抱え、困っているのを目の当たりにしたのがきっかけだった。時代のニーズを直感し、大学時代の仲間とリノベーションの事業を立ち上げた。大島の斬新な手法とデザイン力は注目され、次第に仕事を任せられるようになった。ところが落とし穴があった。せっかくリノベーションした建物が、わずか数年で再び、借り手が付かないほど荒れてしまうことが相次いだのだ。なぜ手荒く扱われるのか?なぜ自分が手がけたリノベーションは、元に戻ってしまうのか?
そのとき、大島が気付いたことがあった。
「大家さんから、お前ら任せたぞって言われるとうれしくなっていたんですよ。だけどその任せたぞっていう言葉は、当事者意識の放棄っていうか、人任せっていう見方をすると決していいことじゃなかった。最初は建物というハコを気にしていた。でもハコよりも、その大家さんのマインドの方が大事だなと。大家さんのマインドが変わらなければ、今までと変わらない。昔と変わらない」(大島)だからこそ大島は、オーナーと徹底的に話し合い、一緒に建物や土地の歴史までひもときながら、思いを共有していく。>

最近気になっているニュース。

☆ ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問 20170117日讀賣新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170117-OYT1T50059.html

<生活保護受給者の自立支援を担当する神奈川県小田原市の複数の職員が、ローマ字で「保護なめんな」とプリントするなどしたジャンパーを着て受給世帯を訪問していた問題。同市は17日、緊急の記者会見を開いて謝罪する一方で、「不正受給は許さないという思いがあった」などと釈明し、作った職員を処分しない方針を明らかにした。
 「受給者に対する差別意識を持っている職員はいない」「内部に対して『生活保護(担当を)なめんなよ。みんな頑張っているんだ』と訴えたかった」。市役所で行われた会見で、市福祉健康部の日比谷正人部長らはこうした説明を繰り返し、職員の連帯意識を高めることが目的だったと強調した。
 ジャンパーは2007年、生活保護の受給を巡って職員が切りつけられた事件をきっかけに、有志の職員が作ったという。1着4400円で、その後に配属された職員も含め約10年間で計64人が購入。複数の職員が受給世帯の訪問時にも着用していたという。>

☆ アパホテルに南京事件否定の本 「右翼ホテル」中国報道

延与光貞=北京、川口敦子、岩崎生之助2017119日 朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASK1L5G9QK1LUTIL02X.html

<日中戦争中の南京事件について否定的な書籍を客室に置くホテルに、中国で批判が相次いでいる。中国外務省が苦言を呈し、現地サイトで予約ができなくなる事態に。何が起きているのか。
 ホテルは、アパグループ(東京)が運営する「アパホテル」。米国人と中国人を名乗る2人が15日夕、客室に置いてあるという同グループの元谷(もとや)外志雄(としお)代表の書籍「本当の日本の歴史 理論近現代史学」について、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」に批判的な動画を投稿した。書籍は当時の現地の人口を挙げ「南京大虐殺はあり得ないことだ」「被害者名簿は1人分も存在していない」などと記している。2人は「自分のホテルに自分の本を置いてもよいし、何を信じてもよい」としつつ、「ここに泊まれば、彼の懐にお金が入る。事実を知って泊まるかどうか決めてほしい」と呼びかけた。
 動画は18日夕までの3日間で9500万回以上再生され、中国メディアは「右翼ホテル」などと一斉に報道。ネット上では「会員カードを切り刻み、友人に泊まるなと伝えた」「日本旅行はよいが、このホテルには泊まらないで」などの書き込みが続く。中国外務省の華春瑩副報道局長は17日の会見で、中国紙の記者の質問に答える形で「日本の一部勢力が歴史を直視せず、ねじ曲げようとしている」と不満を表明。同日以降、「Ctrip」など中国の一部の予約サイトではアパホテルの予約ができなくなった。
・・・・
 アパグループは17日付で「日本には言論の自由が保証されており、一方的な圧力によって主張を撤回するようなことは許されてはならない」などとする見解をホームページに掲載した。取材に対して、客室に書籍を置く理由について「本当の日本の歴史を広く知っていただくため」と説明。国内155カ所のアパホテル約3万2千室に備えている書籍の回収などは考えていないという。
 「全日本シティホテル連盟」(東京)によると、客室に書籍を置くことについては「営業の自由」として特に制限は設けていない。聖書を置くホテルもある。ただ、連盟幹部や宿泊業界の専門誌を刊行する出版社などによると、不特定多数の人が泊まることに配慮し、主義主張を含んだ書物を置くのは珍しいという。
 日本国際ギデオン協会(東京)は1950年の創設以降、国内のホテルや病院、刑務所などに約4千万冊の聖書を贈っている。「手にとったおかげで自殺を思いとどまることができた」「友人とけんかをして心がささくれ立った夜、聖書を読んだ。仲直りのきっかけになった」など感謝の便りが届くこともあるという。
 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、海外から多くの観光客の訪問が見込まれるなかでの今回の騒動。外国人観光客の旅行事情に詳しい広岡裕一・和歌山大教授(観光学)は「明らかに公序良俗に反するならともかく、ホテル側にも表現の自由、経営の自由がある。不快に思う人には泊まらないという選択肢もある。騒ぎすぎるのも良くないのではないか」と話す。
 中国人観光客を受け入れる旅行会社(福岡市)の役員は「日本国内に歴史修正主義的な議論があることは中国人はよく知っている。『またか』と受け止めるのでは」。一方、ある大手旅行会社幹部は「中国の人たちが日本全体のおもてなし業界に不信感を持つことが心配だ」と話す。(延与光貞=北京、川口敦子、岩崎生之助)>


「建物を変える、街が変わる~建築家・大島芳彦~」NHK ニュースメモ:小田原市生活保護担当職員、アパホテルに代表本_a0034066_09364501.jpg


by kogure613 | 2017-01-18 22:38 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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