ドキドキぼーいず#07「生きてるものはいないのか」アトリエ劇研

2017/6/7(水)

久しぶりにイベントデザイン演習で、映画『おくりびと』(滝田洋二郎監督、2008年、131分、松竹)を、人生イベントとその関連職業という目線で活用することにした。40数人中、全部観たという学生は1人。あと1人はちょっと観たって言っていたが、ほとんど初めて(9年前だから、小学生だったわけだ)。

また教室でうまく映像が映らず、121教室へ移動。板書の練習を児童教育学科の学生がしていて、チェンジしてもらう。

チェロの演奏家から失業、そして、NKエイジェント(納棺ビジネス)のスタッフに。旅(立ち)のお手伝い。50分経過で終了。来週はフィルムコミッションなどをもうすこし丁寧に話したり、火葬場の話をしたりしつつ、見て行くことになるだろうな。

アトリエ劇研へ。ドキドキぼーいず「生きてるものはいないのか」19022045

映画もあったのかとあとで気づく。その紹介あらすじがよくできている(観たお芝居と同じ)なので、まず引用:

映画『生きてるものはいないのか』公式サイト|石井岳龍監督約10年ぶりの待望の劇場用長編新作 http://ikiteru.jp/story.html

<ありふれた日常に、突然、最後の瞬間が近づいてくる。

病院に併設された大学キャンパス、学生たちがいつもの午後を過ごしていた。病室を抜け出す娘、妹を探す怪しい男、都市伝説を語る学生たち、三角関係の学生と喫茶店員、大事故を目撃した男たち、踊りを練習する学生たち、医療事務員に片思いの耳鼻科医、アイドル大学生、子供を捜す母親、そんなありふれた日常に、突然、最後の瞬間が近づいてくる。それはこの世の終末なのか・・・。>

『生きてるものはいないのか』を観劇しつつ、朝の授業を思い出す:

まあ、しかし、突然の死を迎えて、そりゃあ準備していないよなあ、最後のメッセージとか誰に看取られたいとかは。今日の授業でも、葬式に立ち会った学生は数名ほどだった。それも記憶があまりない。葬式の機能とか文化的意味とかに思いを馳せたことはないようで、そういう点でも、葬送をイベント論で取り上げるのは大事だと思った。

まえも思ったがここの劇団の30分は十分に長い。退屈だという言葉も当てはまらないというわけでもない。でもこのあとどう70分もお芝居をし続けることができるのかという疑問を今回の観劇では解決していただけたようにも思った。みんなダンスできる身体になっているのは、若いだけではなく踊りも学習したり稽古したりしているからだろうと、痙攣死悶ダンスにも興味を持ったナ。

アトリエ劇研創造サポートカンパニー シーズンプログラム2017 ドキドキぼーいず#07「生きてるものはいないのか」

201767日(水)~11日(日)京都府 アトリエ劇研

作:前田司郎 演出:本間広大

出演:浅野芙実、ヰトウホノカ、佐藤和駿、松岡咲子 / FOペレイラ宏一朗、大石達起、川上唯、ガトータケヒロ、黒木正浩、黒木陽子、勝二繁、菅一馬、西川昂汰、西村貴治、藤原美保、葛井よう子、望月モチ子、諸江翔大朗

<死んではいないんじゃない?」「もっと真剣に考えてよ」「知らないけど、みんな死ぬんでしょ」「僕たち死んじゃうんだろ」「、、、え、でも、最悪アメリカ人が助けに来てくれるから」

あやしい都市伝説がささやかれる大学病院で、ケータイ片手に次々と、若者たちが逝く。とぼけた「死に方」が追究されまくる脱力系不条理劇。第52回岸田國士戯曲賞受賞作品。

最近、死にたくないと、よく祈るようになった。神様に対してでは無く、人間に対して。ずっと死にたいと思っていたのに、今は生きてみたい。だから祈ることにした。なのに、手が合わせられない。合わせた瞬間に自分が満足してしまいそうだからだ。

独りよがりにならないために、演劇を、つまりは人間を信じて、祈るように創作しよう。それは、劇場でしか完成しない「おもい」である。どんな観客と「おもい」を共有出来るのだろうか。集まろう、生死の物語のもとに。ーーーーーーーーーーーーー本間広大>


a0034066_08190632.jpg

a0034066_08190622.jpg

a0034066_08190706.jpg

a0034066_08190829.jpg

a0034066_08190803.jpg


トラックバックURL : http://kogure.exblog.jp/tb/237080677
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kogure613 | 2017-06-07 21:06 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob