小笠原治『メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まる』 映画『幕が上がる』
2017年 06月 09日
2017/6/9(金)
行政学。来週は中間テスト。
近大の2つの授業のレジュメ資料を作成。
15時から、学生面談があると思って学生支援課へ行くと延期だった。
ということで早く帰る。
録画していたいくつかの番組を見て、映画を見出して、これって前に見たなと気づく(『家族はつらいよ』)。
来週の劇場文化論で『幕が上がる』を使うので、事前に観ておく。
これが平台ね、箱馬とともに劇場備品としてとても大切なもの。舞台監督を演出家がしているけど、これは高校演劇だからかもね、普通は別。どちらかというと技術監督でもあるので、演出家よりは照明や音響、舞台美術など技術面に強いのが舞監。
この前観た、お芝居の主宰の畑澤聖悟さんが、高校演劇の顧問でもあって、ここにほらいるでしょ、黒木華さんが演じる先生が女優に戻るシーンは、静岡県のSPAC、宮城聰さんに美加理さん・・・
いま読んでいる新書。知らない分野なので勉強になっている。
居酒屋バーでは、回転率ではなく滞在時間を延ばすほうが売上が伸びたという実験とかが冒頭。
小笠原治『メイカーズ進化論 本当の勝者はIoTで決まる』 (2015年、NHK出版新書)
IoTを制する者が、真のビジネスの勝者だ!
<モジュール化、3Dプリンター、インダストリー4.0……激変を続ける製造業を取り巻く環境の中、日本が生き残る道筋はあるのか?
設備総額5億円超 秋葉原の“モノづくり"拠点 DMM.make AKIBAをプロデュースし、 DMM.makeの総合プロデューサーを務めた著者が、メイカーズの本質を「売れる」「作れる」「モノゴトで稼ぐ」の3つの明快な切り口でわかりやすく解説。IoTの登場で激動する“モノづくり"で勝つための戦略を語る!
・モノを作るための新常識「モジュール化」とは何か?
・3Dプリンターは“モノづくり"の何を変えたのか?
・インダストリー4.0で製造業はどう変わるのか?
・なぜ自動車は簡単に作れないのか?
・スマート化とIoTの違いは何か?>
<パズドラのガンホー会長でもあり、投資家でもある孫泰蔵さんの「志高き人が読むべき未来へのヒントだ! 」という力強い推薦コメントの通り、本書は日本の“ものづくり"の伝統をバージョンアップするハードウェア分野の起業を志す人にとって、まさにヒントになる本になりました。
著者の小笠原さんは総額10億円を超える金額をかけて2014年末に整備された新しいモノづくりの聖地「DMM.make AKIBA」を作ったDMM.makeの総合プロデューサーでもあり、経済産業省の新ものづくり研究会の委員も務められた人です。新しいタイプの製造業“メイカーズ"の先端を知る唯一無二の存在でもあります。
「モノが売れる」「モノが作れる」「モノゴトで稼ぐ」という明快な3つの切り口で、モジュール化、3Dプリンター、インダストリー4.0など知っているようで詳しくは知らないモノづくりの重要なキーワードをわかりやすく解説してくれています。特に3Dプリンターは私も勘違いしていた部分が多く、著者の着眼点は目からうろこでした。
製造業だけではなく、PCやスマートフォンが飽和しつつあるIT業界、従来はITと遠い存在と思われていたサービス業界など、モノづくりが変えるビジネスの世界は想像以上に広いものです。インターネットが登場してから20年が経ちましたが、このモノづくりの新潮流はこれからの10年、20年を左右する大きな節目です。ぜひ、本書でその一端を感じていただければと思います。>