京都芸術センターへ:Monochrome Circus + Kinsei R&D『T/IT:不寛容について』講堂、『スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』

2017/3/11(土)

東日本大震災から6年。『T/IT:不寛容について Regarding Intolerance』。京都芸術センターへ。15分前に開場。14031503

あとで、tolerate(寛大に扱う、大目に見る、フランス語にもあるのでフランスから来たものかな)の語源を調べると、「tol- : L.tollere = to lift(持ち上げる)」とあって、ラテン語tollereの持ち上げるという語源からだとある。排除しないで手で持ち上げているというところから寛容、受容というような意味になったのかも。

パフォーマンスを観ていたときに1446。始まるときにトーク担当の田中遊さんが、3.11にも公演できることについての言及あり。そして、暴力の歴史へ。

激しい雨、正常位。これがあとになってまた写真になるし、確かに小学生以下はまだすこし早いかも。ダンス的面白さは後半。最近の記事などもあった。ポスト真実。ほんといまはフェイクの時代やからなあ。

そして、圧倒的なアリア(叫び)。

ダムタイプのステージがすぐに想起される設定。身体と映像のシンクロ、そしてズレがなかなかに興味深い。ただ、あなたは最近セックスをしていますか?などの質問の個数がちょいと多すぎるかなとかは思った。饒舌というまでではないが、もう少し、身体が前に出てもいいかも。でも熱演だったな。

Monochrome Circus + Kinsei R&D 新作公演『T/IT:不寛容について』京都芸術センター 2F 講堂 14031503

出演:田中遊 (正直者の会)・長良将史

森裕子*・合田有紀*・野村香子*・小倉笑*(*Monochrome Circus)

演出:坂本公成 ・藤本隆行

振付:MonochromeCircus

音楽:山中透

ドラマトゥルク:Shinya B

映像:長良将史

照明・美術:藤本隆行(KinseiR&D

衣装:北村教子

舞台監督:渡川知彦(渡川組)

映像オペレーション:小西小多郎

宣伝写真:金サジ

フライヤー・デザイン:南琢也

制作:大籔もも

http://monochromecircus.com/current-production/

T/IT:不寛容について
旧人類は 500 万年進化しなかったと言われている。そこに現人類が現れ、他の動物の殺戮をはじめた。手も知識もが「力」となり、より大きな力を生み出す創意工夫が文明を発展させていく。やがてヒトは、「全能な力」を崇拝する。共に祈りを捧げ儀式を執り行うといった連携は、深い絆となり絶大な効力を持ち、ひとつの共同体となる。同じ神を信じない者への弾圧は残虐を極めたため他者との共存を図るために「寛容」という概念が生まれなければならなかった。そして共同体は、しだいに国家として社会のどの集団よりも上位に位置する権力となり「暴力を独占」していく。ヒトは力に執着し、共同体は国家として暴力の正当化を進めた。武器は鈍器なものから鋭利なものへ発達し、そして弾丸となった。創発性と残虐性は同根の果実でありわかちがたい。でもだからと言って、わたしたちは飲み込まれるのか。>

始まる前に、展示も楽しむ。

京都の職人さんが造るものではなくて、造る過程で必要なものの展示が一番新鮮だった。

キュレータードラフト2017『スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』キュレーション:笹原晃平 京都芸術センター ギャラリー北・南

http://www.kac.or.jp/events/20323/

<スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』は、そのタイトルが示す通り、特定のアーティストによる作品展示を行いません。その代わりキュレーター(企画者)・笹原晃平が「京都」という街を7つのセクションからキュレーション(企画)するという新しいタイプの現代美術の展覧会です。

「スポンテイニアス/spontaneous」とは、「なりゆき・自発的」という意味の英語であり、本企画では「なりゆきの美しさ」に着目してキュレーションを行います。「なりゆきの美しさ」とは、街の中で忘れられてしまったもの、捨てられてしまったもの、無くなってしまったもの、消えていってしまったものの中に眠っている美しさです。これらは、ある個人の内省や感情からわき起こるものではなく、地域やコミュニティといったより大きな集団から創出される類の美しさです。それを個人的な意図や作家性を極力排除して、キュレーションという技術を最大限に研ぎ澄まして構成することで、一つの「展覧会」という形で見せていきます。

・・・・・・>


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by kogure613 | 2017-03-11 22:48 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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