ニットキャップシアター『女亡者の泣きぬるところ』+小暮はなLIVE@シアターウル
2017年 06月 29日
2017/6/29(木)
近大で2つ授業後、阪急を使って、常盤駅まで。
途中、乗換駅日本橋でトンテキ。これがまた体重アップの原因に(いかん、危険水域)。
はじめて訪れたシアターウル。今度はJR太秦駅から行こう。ただ、京阪だと地下鉄東西線経由で嵐電が便利ではある。
小屋主の吉田宇留さんから名刺やリーフをいただく。7月の終わりにまたここに行く予定でそのチラシも届いている。客席は50席ほど。アトリエ劇研のような暗闇と無音を作る本格的劇場というよりは、すこしLIVE的なイベントに相応しいかも知れない。特に、そとの車の音。これを上手に音響で分からなくするという工夫をしたと、ごまのはえさん。
ニットキャップシアター #38太秦おかげサマー 作・演出:ごまのはえ
今日初日は、こちら、新作の『女亡者の泣きぬるところ』(出演:高原綾子、仲谷萌)19時半すぎから1時間。
高原綾子さん演じる33歳の女性のアパート。
30分ずつで二人と立場がガラリと変わる。終わりにまたうっすらとした希望や友情の兆し。その先も観たくなるようになっていた。スマホが白と黒。LINEと会話。対照的なのに同時代の苦しさを都会(パン屋チェーン)と農村(家族養鶏業)で生きることに絶望すれすれの女性二人の絡み合い。餃子があってよかった、作る方が楽しいのかも。
<新作『女亡者の泣きぬるところ』は去年書きました。女の二人芝居。自分の性格に足を引っぱられながらも、なんとか幸せになろうともがく女の二人芝居です。お芝居の冒頭が自殺から始まるので、明るい芝居ではないかもしれませんが、よく泣き、よく笑い、よく食べて、よく寝るお芝居です。まるで健康優良児ですね。
両作品ともタイトルに「亡者」という単語が出てきますが、生きてる人間の生きてくためのお話です。>
15分の休憩のあと小暮はなのミニライブ。
後ろのベッドとかが少し可笑しい。
1曲目、CD2枚に入っていないが、このお芝居にも響き合う「モノクロの夢の中で」。
あの頃は悲しみばかり見つめていた
死の影が映る・・・
MCなく、「朱い魚」。いま発売のAZULの2曲目、これも心が揺れていく、そして漕ぎ出す静かな歌。
ここからすこし動く。初老の男と若い女の物語りMCで「モヒート」。
続けて「一羽のカモメ」。この2つはアズール。
最後に、誰かが誰かを。
交互にこちらもある。
『男亡者の泣きぬるところ』出演:門脇俊輔、澤村喜一郎
ニットキャップシアターが、京都・太秦に誕生した新劇場「シアターウル」で上演する特別公演。
2本の二人芝居『男亡者の泣きぬるところ』/『女亡者の泣きぬるところ』と、日替わりのスペシャルゲストパフォーマンス、出店とドリンクでお楽しみください!
◆日時
2017年6月29日(木)~7月9日(日)
6月29日(木)19:30 女+★小暮はな+出店1
6月30日(金)19:30 男+★大澤利麗+出店1
7月1日(土)14:00 女+★Plants of Circus!+出店2
7月1日(土)18:00 男+★藤本浩史(the coopeez)+出店2
7月2日(日)14:00 男+★THE GO AND MO'S+出店3,4
7月2日(日)18:00 男女+餃+出店3,4
7月3日(月)19:30 女+★ユニット美人
7月4日(火)19:30 男+★はなもとゆか×マツキモエ
7月5日(水)19:30 女+★二口大学
7月6日(木)19:30 男+★桂二葉+出店5
7月7日(金)19:30 女+★ベビー・ピー
7月8日(土)14:00 男+★ベビー・ピー
7月8日(土)18:00 男女+餃
7月9日(日)14:00 女+★原田茶飯事
男=『男亡者の泣きぬるところ』
女=『女亡者の泣きぬるところ』
★=ゲストパフォーマンス
餃=ギョーザナイトクラブ(乾杯イベント)
出店1: ホホホ座〔本/土産〕
出店2: タコとケンタロー〔たこ焼き〕
出店3: AOW〔タイカレー〕
出店4: Frau Pilz〔ドイツ菓子〕
出店5: かもがわカフェ〔フード&珈琲〕
※上演時間は、『男/女亡者の泣きぬるところ』1演目(1時間程度)と、ゲストパフォーマンス1組(30分程度)とのセットで、転換時間も含めて1ステージ105分程度を予定。
※ 7/2(日)、8(土)18:00の回のみ、男/女亡者連続上演。ゲストパフォーマンスなし。終演後、ギョーザナイトクラブ(乾杯イベント)あり。
※公演はドリンクを飲みながらご覧いただけます。