KUTO-10『あたらしいなみ』ウィングフィールド 『岸辺のアルバム』(1977年、TBS)を見出す
2017年 03月 12日
2017/3/12(日)
夜は、昨日から見出したドラマDVD『岸辺のアルバム』(1977年、TBS)。山田太一さんの脚本家としての研究を少ししようと思っているのだが、なかなか観られず、ようやくだ。
今日は3話と4話。八千草薫さんはもう抜群の美しさ。竹脇無我さんもこの頃までは健在。
風吹ジュンさんの片思い的アプローチが微笑ましく、山口いづみさんが演じるお金持ちで帰国子女の丘敏子が魔女的役割。
ウイングフィールドへ。
サカイヒロトさんらしい映像、自主映画や映像製作にまつわる物語。
繰り返しが多い。昨日観た『T/IT:不寛容について』も暗いトーンで映像がライブでもあったりして、どこか繋がっている。でもこちらは私演劇なので扱う焦点はぐっと絞られていて。
すこしホール内の温度が高いせいもあるし、内容も悔恨と閉塞に満ちていることもあって、自分も頭痛と歯痛がしていた(たまたまだろうが)。でも外に出るとスッキリ。こういう連動することもたまにあるが、ちょっと最近では珍しい観劇体験だった。
工藤俊作プロデュースプロジェクトKUTO-10 第16回公演『あたらしいなみ』15:02~16:18。
作 /サカイヒロト(WI'RE) 演出 /樋口ミユ(PlantM)
出演/工藤俊作、久保田浩 (遊気舎)、保、佐々木淳子(劇団●太陽族)、石橋和也、うえだひろし(リリパットアーミーII)、大江雅子長橋遼也(リリパットアーミーII)