下鴨車窓『渇いた蜃気楼』ウイングフィールド ドン・シーゲル『ボディ・スナッチャー/恐怖の街

2017/7/9(日)

下鴨車窓『渇いた蜃気楼』ウイングフィールド、13021438

2014年の初演から9都市10会場を巡演して好評を得ているレパートリー作品.

[脚本・演出]田辺剛

[出演]OFT(大沢めぐみ、藤原大介、高杉征司)

http://mogamos.link/parchedmirage2017/

3年前に観ていて。そのかなりの部分を覚えたいた(ように思った)。

これは、確かにレパートリー作品の価値がある。携帯電話は昔だったりするし、練馬とか、NHKの契約ノルマとかそういう具体的リアルさがあるにも関わらず、ある普遍的な人間関係の基本がそこにはある。高校生時代と40歳前後のつながりと断絶。思い出と忘却。

殺したくなる気持ちとチャラにしたくてできない関係。

新しい命への二律背反。


初演のときに思ったことと同じだが、烏丸ストロークロックの柳沼さんの世界とtの共通点とそれぞれの個性、先輩格にあたるキタモト(遊劇体)さんが地元を描くときの肌触りとの異同など、私のなかで色々なところを刺激しているが、どうもちょっと余裕がなくて、温める(いや冷凍する)ことにしておくことに(これは実は適切な言葉が自分にでてこないということです)。


<シンキロウかと思った。なんか全部。
じゃなかった、だったら良かったのに、とかむしろ。
とある小さな地方都市。その夏は例年にない酷暑で、ダムも干上がってしまうほどだった。町では給水車が走り、道には人影もあまりないように感じられた。みんな家の中にこもってじっとしているんじゃないか、この暑さが去るのを祈って。そんな想像が働く。
 安アパートの角部屋に住む夫婦だ。実際にその夫は祈らんばかりの気持ちでいた。給水車が来る時間だ、近所のスーパーまでポリタンクを持っていかねば。持っていくのはまだしも、持って帰ることを考えると憂鬱になる。けれども水無しには生きていけないから、妻だってまだ諦めてはいないはずだから、もろもろ。
京都を拠点に創作・公演をしている現代演劇のユニット「下鴨車窓」は、『渇いた蜃気楼』を20177月に札幌と大阪にて上演いたします。この作品は2014年初夏に『わたしの焦げた眼球/遠視』というタイトルで名古屋、京都、三重、広島、松山で上演されました。2015年秋には現在のタイトル『渇いた蜃気楼』に改題され京都と岡山で、2016年初夏に福岡、北九州、東京と現在まで9都市10会場で上演を重ね好評を得ているレパートリー作品です。
 現代日本のある地方都市を舞台に、淡々としたリアルな描写の中にも歪んだ不条理性を滲ます酷暑の男女三人の物語です。どうぞご期待ください。>

渇いた蜃気楼(旧題:わたしの焦げた眼球/遠視)』上演記録

 2014年:名古屋京都三重広島松山

 2015年:京都岡山

 2016年:福岡北九州東京

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』、ドン・シーゲル監督の作品を観るようになったのは、黒沢清監督などからの波及効果。記憶しているのは、『マンハッタン無宿』『アルカトラズからの脱出』『ダーティ・ハリー』『突破口!』あたりか。

ドン・シーゲル『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』1956年、80分。Invasionof the Body Snatchers

モノクローム。回顧もの。

ドン・シーゲル監督、さすがのキレ、展開。

マイルズ・ベネル:ケヴィン・マッカーシー

ベッキー・ドリスコル:ダナ・ウィンター

<ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)をドン・シーゲル監督が映画化した。日本では劇場未公開。SF映画の古典的名作ともいわれ、その後何回もリメイクされた(『SF/ボディ・スナッチャー』、『ボディ・スナッチャーズ』、『インベージョン』)>

<ある日、病院に1人の男が錯乱状態で搬送されて来た。その男マイルズは医師に対し、自分が遭遇したという奇妙な出来事を語り始める。カリフォルニア州のとある小さな町で開業医を営んでいるマイルズは、学会から数週間ぶりに帰ってきた時、町の様子に違和感を覚える。一見いつもと変わらない町の人々の様子が、まるで人が変わってしまったかのように、どこかおかしいのだ。調査を進めたマイルズは、やがて戦慄の事実を知る。町は宇宙から来た未知の生命体によって侵略されており、人々はそれに肉体を乗っ取られてしまっていたのだ。マイルズはこの戦慄の事実を全世界に知らせるべく、恋人のベッキーと共に町からの脱出に奔走する・・・>


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by kogure613 | 2017-07-09 23:12 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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