逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』 角川春樹『汚れた英雄』

2017/8/5(土)

BSフジでやっていた映画を録画で観た。角川春樹『汚れた英雄』。

昨日もそうだったが、最近は娯楽ものをよく読むようになった。小説もそうだ。小説は特にそう思うが、直木賞系のものって、その技がすごいなあというものが結構ある。途中でやめるのがもったいなくなる面白さ。

この小説も、場面がかわり、この登場人物って誰って思わせながら、最後の方になると修練していく。記憶喪失に双子、幼児虐待。不倫。精神病院、暴力団、そして警察組織のなかの抗争。刑事警察対公安警察。解説に寄ると、エチェバリア大統領(サルドニア)と言うのは、チリのピノチェトのことのようだ。

逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』(集英社文庫、1990年。1986年単行本)。

<能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は...。>

角川春樹『汚れた英雄』1982年、112分。原作:大藪晴彦  汚れた(けがれた)

草刈正雄 レベッカ・ホールデン 木の実ナナ

浅野温子 勝野洋 貞永敏 林ゆたか 奥田英二 磯崎洋介

夏八木勲の姿もチラリ。

<本作は角川春樹による監督作品第1作である。本来角川はプロデューサーであり、監督は別に計画されていたが人選が難航、結果的に角川が自ら演出することとなった。

演出経験を持たない角川は、脚本の丸山昇一と相談し、極力台詞を削ることで映像の持つ迫力を前面に出す演出を心がけた。これについては当時、最低限のものだけを残しギリギリまで削り込む俳句の技法を応用した、との発言を残している。

また、物語は原作小説とはまったく異なるものである。脚本の丸山は当時のインタビューで、2時間弱の映画の中では原作の一部分しか描けず、また終戦後から始まる原作では当時の時代背景から描かねばならないことなどから、原作のストーリーから離れて現代を舞台にすることに当初から決めたという。丸山は原作の中の「物語」ではなく、「キャラクターの生きざま」を描こうとしたといい、「北野晶夫ライブ」という表現を用いている。

制作にあたりヤマハ発動機の全面的な協力が得られたことから、ヤマハの関連会社が経営するスポーツランドSUGOで、TZ500や当時のWGP主力マシンであったYZR500を使った模擬レースを開催するなど、現代のロードレースシーンを描くことに成功している。

映画の終盤で草刈正雄演ずる北野晶夫が大群衆に囲まれるシーンには、〔角川春樹を陣中見舞いに来た〕薬師丸ひろ子の歌を聞きに来たファンをエキストラに使用した>

http://www.bsfuji.tv/yogoretaeiyu/pub/index.html


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by kogure613 | 2017-08-05 21:42 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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