虚空旅団『Voice Training』アイホール 授業開始
2017年 09月 22日
2017/9/22(金)
後期授業、最初の講義。アーツマネジメント論もあと3回ぐらいか。
公共政策コースになって2回目。どうチューニングできるか、キャリアの授業よりも微妙に反応が気になっている。
そんな気持ちのまま、アイホールへ。虚空旅団『Voice Training』、19時半から21時46分まで。
いやあ、あまりに自分の個人的な戸惑いに同期するお芝居でもあり、それは関係なく、演じる職業って基本的にすべてにあって、でも、それは、教える教師・講師と受講者の関係、受講者もまた先輩としてコールセンターの若い人を指導する役目になったり、結婚披露宴でスピーチするという舞台に登場したりするというシチュエーションが待っている。
あと二人は、若いお坊さんで信仰心が伴わないまま、説教ができるのか、そして、終末期医療の看護士がいかにターミナルケアを患者とその家族に向かい合って話をするのか・・・
演じることと嘘をつくこと。スイッチを入れてその役割を果たすこと。分人主義も思い出す。
とても内容も演出も含めて、身につまされるとともに、多くの人が見て色々感じ考えることのできるレンジの広い演劇だったと感じた。母音にして発声とか、最初の顔のトレーニングとか、結構やってみようかと思ったりもして。
虚空旅団 第28回公演『Voice Training』作・演出/高橋恵
出演/
猿渡美穂(宇宙ビール)・・・大迫恭子(フリーのパーソナリティ、話し方教室の講師)
斉藤幸恵(演劇集団よろずや)・・・大迫夏苗(廃校の運営を指定管理者であろう会社が委託されていて、その職員)
飛鳥井かゞり(猫会議)・・・松倉優希(コールセンターのベテラン)
得田晃子・・・北山洸(終末期医療の看護師。声がなかなか出ない)
濱奈美・・・西脇絵梨(若者ことば、実はコミュニケーションが苦手で、客に服を勧めるような接客ができない)
早川丈二(MousePiece-ree)・・・堀井浩輔(大迫夏苗の上司、元サッカー選手でフォワードだったそうで、すぐにでしゃばる)
山下春輝(ギヴ・ザ・ブロン)・・・谷崎正志(浄土真宗で得度はしたけれど、自信がない声の大きなお坊さん)
http://www.aihall.com/kokuuryodan_29/
<第22回OMS戯曲賞大賞を受賞した実力派劇作家・高橋恵の新作。「話し方教室」に通うワケアリの生徒たち。発語トレーニングで思い切った改善方法を試したところ、予想外の効果があらわれたが・・・。発声機能の考察を通して、現代日本を生きる私たちが「モノを言うこと」や、その中で抱えるコミュニケーションの不自由さやを描きます。>
2限目、アーツマネジメント論。
オリエンテーション。後ろ3列だけ、電気を消して後ろだけに固まらないようにする。でもあと1~2列座らず列を増やしたほうがいいかも。
受講者は67名だが、53名の出席。不思議なのは、受講しているはずの3回生が出席ゼロということ。
たぶん、何かの科目と重なったのかも・・
参加カードで、「受業」という新たな書き間違いを発見。メモに追加。
【誤字】
講議☓ ⇒ 講義
受業☓ ⇒ 授業
筆者の感心のない文野☓ ⇒ 筆者の関心のない分野
楽語☓ ⇒ 落語
専問☓ ⇒ 専門
例を上げる☓ ⇒ 例を挙げる
困乱☓ ⇒ 混乱