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『新世紀浪曲大全 玉川太福』 桜井鈴茂『どうしてこんなところに』 岡本光博「THE ドザえもん展』他

2017/12/6(水)

講談師神田松之丞さんつながりで、玉川太福さんのDVDを見た。すこし大人しく、でも、なかなかに新味。アンチドラマ(日常のちょっとしたことのコント)『地べたの二人おかず交換』は彼のコント作家になりたかったという得意技。でも、『任侠流山動物園 流山の血闘』も古典のパロディだがブーブー面白い。

『新世紀浪曲大全 玉川太福』2016年、119分。

浪曲新時代の旗手として人気を集める玉川太福の魅力がいっぱい!

落語、講談、そして浪曲。今、伝統話芸に新しい才能が続々と登場し、着実に人気を集めだしている。

それぞれの伝統を背負いながら、魅力を伝えようと懸命に努力している若手の演者たち。

ジャンルを超え、その存在に注目が集まる浪曲界の新星が玉川太福である。

浪花節のイメージを覆す新作浪曲3席に加え、特別録り下ろしインタビューを収録した注目の1枚。

[収録内容]

地べたの二人 おかず交換

国本武春物語

任侠流山動物園 流山の血闘

wikiより

任侠流山動物園

<二代目広沢虎造で知られる浪曲「清水次郎長伝」をベースにした三遊亭白鳥作、動物園の人気動物が主人公である荒唐無稽な新作落語の一席。>

<原作者の三遊亭白鳥の協力によりフシ付け(浪曲化)され春野恵子、瑞姫(たまき)、玉川太福が演じている。>

装幀家研究の一環で買っていた小説。装幀:水戸部功

桜井鈴茂『どうしてこんなところに』(双葉社、2014年)。妻を絞め殺したあと、どんどん下っている30代男の話。震災復興の飯場、SM風俗、四国お遍路、そして、金ヶ崎。いろいろ具体的な記述と関係した男女の供述が織り混ざる。桐野夏生的なシチュエーション。ミステリとも違うが、警察の二人組とかは、ちょっと逢坂剛の御茶ノ水署シリーズを思い出させる。

どうしてこんなところに 桜井鈴茂著 純文学・エンタメの領域を超越 2014/9/5

https://www.nikkei.com/article/DGXDZO76501150S4A900C1NNK001/

< 主人公の久保田輝之は、妻を殺してしまった。妻や娘に生活の苦労をかけないよう、久保田は所属していた劇団をやめて仕事に就いた。だが夫婦関係は冷え切っていた。妻にはヤクの密売をする執念深い愛人がいた。

 輝之は日本各地を転々とする。東京を離れ、新潟、青森、函館、札幌、稚内と北に流れ、石巻、仙台を経て、四国、近畿、九州、そして沖縄へと逃亡する。「逃亡」というよりも、延々と移動している感じだ。

 自殺しようとした。だが果たせなかった。行く先々で希薄だが他人とのつながりもできる。2年と4カ月。輝之はなぜ移動するのか。はっきりとした理由はない。

 それほど恵まれた人生ではない。だが悲惨な暮らしというわけでもない。輝之の内面は綴(つづ)られてはいるけれども、犯罪者の心理に迫るといった筆致でもない。

 そう考えてくると、著者の桜井がやろうとしていることが見えてくる。つまり、人間の内面を掘り下げる「純文学」を目指しているのでもなければ、逃亡生活をスリリングに描く「エンタメ」を書きたいのでもない。それらのカヴァーしていない領域に踏み込んでいる。(批評家 陣野俊史)>

京都府知事の山田さんが5選目は出ないという。

京都橘大学と東洋食品でのコラボアイスを買う。一番のびっくりは東洋食品って八幡市にあって、しかもイズミヤへ行く時に見たことがあること。

ようやく演習メンバーの発表。ライングループ化の2年目。

なかなかLINEの機能が分からない。あたふた。でも学生の方が知っているのでこれも参加型だということで。

気になる美術家。岡本光博さん。ツイッターとかで知る。

岡本光博個展「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」東京・神楽坂のギャラリー「エイトエイコ(eitoeiko)」

http://www.artwalk.tank.jp/art/okamoto.htm

1968年京都生まれ。

1994年滋賀大学大学院教育学修了。

1994-2006年アメリカ、ドイツを中心に、スペイン、インド、台湾など海外のレジデンスプログラムに参加。2012年京都市内にギャラリー「KUNST ARZT」を開廊。

個展「あまざら」日本橋三越(2017年)、「ラブラブショー2」青森県立美術館(2017年)、「ART ZUID 2017」アムステルダム他、国内外の多くの展覧会に参加。

UFO-unidentifiedfalling object 未確認墜落物体、ビニールに屋外用油性インク、青森県立美術館

・バッタもん、ブランドバッグ、神戸ファッション美術館

「落米のおそれあり」http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/29/rakubei-no-osoreari_a_23292343/
「イチハナリアートプロジェクト」は、アートによる観光振興をねらって、2012年から伊計島でスタートした。うるま市観光物産協会が主催し、沖縄振興のための一括交付金が使われている。
2017年は「島の記憶」をテーマに、国内外から38組の作家が参加。伊計島と周辺の島に作品を展示した。11月18日から12月3日まで開催している。
このプロジェクトに初参加した岡本さんは、商店のシャッターに「落米(らくべい)のおそれあり」という絵を描いた。幅4.2メートル、高さ2.1メートルと大きな作品だ。
道路標識の「落石注意」にかけて、星条旗の横にパラシュート、戦闘機や戦車、ヘリコプターが墜落する様子を描いている。沖縄でヘリの墜落事故が相次いでいることを風刺している。
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by kogure613 | 2017-12-06 22:08 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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