しずかとユキ 二人芝居『Equal-イコール-』KAIKA

2017/12/29(金)

2017年、最後の観劇。ダンス含めて114本(実はDVDNHK録画などの鑑賞も含めている)目。

KAIKA。チケットフリーって言われてキョトンとするが、発券しないということだった。ふむ。チラシの束も少ない。

しずかとユキ 二人芝居『Equal-イコール-』91分ほど。カセットデッキが物々しい。土塊。脚立。奥の楽屋へのドアが巧妙に使い分けられている。

あとに残る、ざらっとしたいい作品だった。二人はさすがの演技と存在感。でも、いろいろナゾがあってそれも2018年に引きずりそう。

なるほど、ホムンクルスと来たか。教会の鐘、黒魔術、魔女狩り、錬金術。ドイツとなるあたりのヨーロッパの田舎。「ミヤコ」ってどこだろうか。ベルリン?ミュンヘン?

会田団地さん(1987年生まれだというから1979年生まれのファックさんより随分若い)は、京都の小劇場演劇の努力クラブ主宰の人。どこかぞっとするコメディなどをしていた記憶。でも、最近どうも混濁している。ファックジャパンさんは劇団衛星でおなじみ。うちの大学にも宣伝を兼ねて来てくれていた。はなが大学時代、道で出会ってびっくりしたということもあったな。

劇作は、末満健一さん。実は知らなかった。調べると、惑星ピスタチオにかつて所属、ワタナベエンターテインメントにいま所属。ホー。遊気舎の後藤ひろひとさんの作品にあったようなダーク欧州。

一番のなぞはユニット名。「しずかとユキ」。しずかは制作の築地静香さん由来かと思うが「ユキ」って?ドラマべラーターは検索すると造語で稽古などを見てあれこれ感想を言う人だという。ドラマトゥルクのもじり。


最初の曜日は金曜日だったっけ。テオが自分の複製、ホムンクルスに自分の記憶を埋め込み、診療所に行かせている。老看護士は気づかないが、パン屋の販売員のマリエッタは違うと気づいたようだ。で、そこからが急な展開になる。ニコラの妹オデットはみやこで結婚してしまった。田舎で何かがあったのだ。テオとニコラ、オデッタは幼いときからの友達。木登り事故、教会の塔でのファーストキス、テオはニコラの死に至る病を治そうと医者に。でも間に合わない、不老不死を得るために錬金術と黒魔術。でも、魔女狩りの恐怖・・


会田団地さんがニコラになることが多いが、あれ、と思っていると.ジャパンに替わっていることもある。あと、セリフが繰り返されて、なんだか、記憶自体が曖昧になっていく二人。こちらもどんどんおかしくなる。循環する1週間。聖書の天地創造。一週間という風習だって、江戸時代までは日本にはなかったよなあ、そう言えば。

しずかとユキ 二人芝居『Equal-イコール-』

大丈夫。ぼくはオデットも、君も、悲しませたりなんかしない」18世紀初頭、ヨーロッパの田舎町。小さな診療所で働く青年テオは、肺の病を患っている幼馴染の親友ニコラの身を案じ、「不老不死」の実現を目指し、錬金術を蘇らせようと試みる。2人の運命の7日間が始まる

https://fackmajapan.wixsite.com/shizukato-yuki/blank

【作】末満健一 

【演出・出演】F.ジャパン 【出演】合田団地

【ドラマべラーター】田中遊   

【照明】吉本有輝子

【舞台監督】渡川智彦

【制作】築地静香

【顧問】植村純子

【イラスト】石井モタコ

【宣伝美術】大原渉平

【協力】赤星マサノリ×坂口修一 二人芝居オシリペンペンズ 劇団衛星 劇団しようよ 正直者の会 努力クラブ 真昼 リコモーション ワタナベエンターテインメント

【主催】しずかとユキ NPO法人フリンジシアタープロジェクト Madein kaia

【問い合わせ先】

TEL/FAX 075-276-5779(フリンジシアタープロジェクト内 (担当:しずかとユキ)

E-mailshizukatoyuki@gmail.com【料金(全席自由)】

前売り 2500/当日 3000

【会場】アートコミュニティスペースKAIKA

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by kogure613 | 2017-12-29 21:39 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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