兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターVol.33 「長い墓標の列」

2017/4/16(日)

素晴らしい舞台。そして、いまの日本が同じような道に行きつつあることを再認識。

公立劇団ならではではあるが、いつか、検閲というようなことがある危険まで思わされてゾッとしたりもする。新国立劇場での公演があったそうだが、それよりも時間が短くなっていて、本当に疲れることなく、脳内だけが痺れたという作品。

兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターVol.33 「長い墓標の列」作=福田善之  演出=島守辰明(ピッコロ劇団) 13031516

ピッコロシアター中ホール。いつもと違い対角線づかいの舞台づくり。これがなかなかにかっちょいい。河合栄治郎事件1938年がモデル。

http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=193

<【あらすじ】

昭和13年秋、世の中は軍部の台頭が目覚ましくなっていた。

国家主義・全体主義が優勢となる中で、大学の自治もその自由を失おうとしていた。

経済学部教授の山名(森 好文)はただ一人、自治を制限する案を支持する革新派と教授会で戦うが、自由であるべき思想の世界は否応なく嵐にさらされていく。

大学の自主規制、主義を転向していく者たち――山名は狂気にとりつかれたように研究を続ける。

【作:福田善之(ふくだ・よしゆき)

1931年東京生まれ。1957年『長い墓標の列』を発表。1960年に観世栄夫と劇団青年芸術劇場に参加。1962年初演『真田風雲録』を発表、翌年映画化。1994年には『壁の中の妖精』ほかで、第28回紀伊國屋演劇賞・個人賞を、『私の下町-母の写真』で第46回読売文学賞を受賞する。1999年には『壁の中の妖精』の演出で読売演劇賞優秀演出家賞を受賞。2000年には『壁の中の妖精』の戯曲で斉田喬戯曲賞を受賞。2001年、紫綬褒章。

その他、映画シナリオやテレビ・ラジオドラマの執筆も多数。2006年には、日本シナリオ作家協会シナリオ功労賞、2010年『映画の日』永年勤続功労賞受賞。日本演出者協会評議員、日本劇作家協会顧問。

【演出:島守辰明(しまもり・たつあき)

京都外国語大学在学中から演劇をはじめ、舞台、映像に出演。同時に舞台演出もおこなう。

平成154月~183月文化庁在外研修生としてロシア国立モスクワ・マールイ劇場及び附属シェープキン演劇学校にて研修。平成18(2006)ピッコロ劇団入団。日本演出者協会国際部、関西ブロック役員。ピッコロ劇団での主な演出作品に、『夜のキリン』、『ワーニャ伯父さん!(翻訳も)、『セイムタイム、ネクストイヤー』、『私のかわいそうなマラート』(翻訳も)、『喜劇 かもめ』(翻訳も)など。そのほか劇団神戸、劇団高円、劇団文化座など外部での演出もてがける。ピッコロ演劇学校では研究科主任講師をつとめるほか、新国立劇場演劇研修所や近畿大学文芸学部などで非常勤講師として後進の指導にあたっている。>

森 好文(山名庄策)  木全晶子(山名久子)  野秋裕香(山名弘子)  原 竹志(城崎 啓)  

堀江勇気(花里文雄)  菅原ゆうき(林 祐之)  浜崎大介(飯村桂吉)  中川義文(小西兼夫)

今仲ひろし(村上重吾)  山田裕(矢野哲次郎)  三坂賢二郎(千葉 順)  風太郎(新聞記者) 

以上ピッコロ劇団

越智浩太(新聞記者・学生)  河本翔伍(新聞記者・学生)  国生拓也(新聞記者・学生)  

坂口遼太郎(新聞記者・学生)  辻井彰太(山名 靖)  

以上ピッコロ演劇学校卒業生

美術=加藤登美子 照明=竹内哲郎(㈱ハートス) 音響=松尾謙(SOUND―1)

舞台監督=永易健介 演出助手=本田千恵子(ピッコロ劇団) 制作=森下知恵 >


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by kogure613 | 2017-04-16 23:12 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


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