三上康雄『蠢動 -しゅんどう-』
2018年 03月 20日
2018/3/20(火)
合間にミニテストづくり。
最初は太平洋戦争について、2つめは天皇陛下退位とか森友文書改竄などを含めた国の組織、今日午前中つくっていたのは、法人の種類。結局、公法人、民間非営利組織だけになる。それに、株式会社の問題を作るにはあまりにも知識不足。会計の基礎ぐらいはやっておきたいが。
帰って観た映画(NHKの録画)。モノクロに近い色合い。
静か、小声のところが多い。お殿様は江戸にいるからだろうが、城代しか出てこない。部下だけの責任にしてしまうという今に続く宮仕えの哀しさの物語。
三上康雄『蠢動 -しゅんどう-』102分、2013年
監督 三上康雄(1958.1.20生)
脚本 三上康雄
製作 三上康雄・三上陽子
出演者 平岳大・若林豪・目黒祐樹・中原丈雄・さとう珠緒・栗塚旭
ロケ協力:ロケーションナヴィゲーター伊賀、滋賀ロケーションオフィス、美山町観光協会、とっとりフィルムコミッション、伊賀市、名張市、甲賀市、高島市、勝山市、美山町
https://blog.goo.ne.jp/kaeruyama5151/e/ec9752d7ca3b7f471c6353aebae32498
<享保の大飢饉から3年後、1735年の因幡藩が舞台の本格派時代劇です。
因幡藩には幕府に秘密の余剰金がありましたが、その内情を探るため、剣術指南役の肩書きで松宮(目黒祐樹)が派遣されていました。松宮に内情を報告されることを恐れた家老の荒木(若林豪)は剣術師範の原田(平岳大)に松宮暗殺を命じます。一方、原田の弟子香川(脇崎智史)は荒木に利用され暗殺の犯人とされるのでした。果たして武士道とは何なのでしょうか。
蠢動とは「虫けらのように取るに足りないものが策動すること」です。抑えた色調の画面で音楽は太鼓の音のみ、その上チャンバラの場面でも血糊はほとんど使わないシンプルな演出です。>