「化物使い」林家染雀 「天災」笑福亭銀瓶 「寄合酒」月亭遊方
2018年 05月 14日
2018/5/14(月)
昨日の学外授業の事務処理。
2つのゼミ。
帰って録画をのんびり、落語を3本。面白いものだ。あと、相撲のダイジェスト、「ブラックペアン」。
「天災」笑福亭銀瓶(1967年生まれ)▽「寄合酒」月亭遊方(1964年生まれ)▽NHK上方落語の会
<▽天災:極めて気の短い乱暴な男。竹内のご隠居が心学の紅羅坊名丸先生を紹介する。男は先生の「すべて天災と思えば腹は立たない」の一言に納得して帰るのだが…。▽寄合酒:男連中が持ち寄りで酒を飲む。犬から鯛をぶんどって来たり、棒鱈(ぼうだら)や数の子や鰹(かつお)節、これらは盗人まがいで持ってきた物ばかり。分担して料理に取りかかるのだが…。>
林家染雀(1967年生まれ)「化物使い」 桂文枝の演芸図鑑
http://rengatei.org/kiroku/k276.html
< この噺、以前、笑福亭鶴瓶師匠が演じられた時にも書いたが、東京の故三代目桂三木助師匠らの十八番として演じられている。主人公は人使いの荒い隠居さんが新しく引っ越した家に現れる化け物(たぬき)に用事を言いつけるストーリーであるが、鶴瓶師匠が落語作家の小佐田定雄先生の脚色での協力を得て、純上方風に移植して演じられた。
染雀師の演じる『化物使い』も随所に鶴瓶師匠直伝であることを感じさせれる演出。
主人公も長屋に住む中年夫婦で、安い家賃の家を探して引っ越してきたのはいいが化け物が出るとのこと。怖がった嫁さんを実家に帰して残った人使いの荒い主人のところへ化け物が出てくる・・・・。
サゲも鬼太郎、子泣き爺、砂かけ婆、一反木綿、ぬらりひょんらが登場してお馴染みの言葉でサゲとなる。>