是枝裕和『万引き家族』
2019年 07月 17日
2019/7/17(水)
是枝裕和『万引き家族』120分、2018年。
ようやく観た。前半の終わり(音だけ花火鑑賞)や後半の始まり(海水浴)、多幸感まんさい。
こんなに幸せってどういう状況でもありうるのかという気持ち。
もちろん、現実は厳しい、寂しい、情けない。でも、人はしつこく生きる。「こんな人たち」は負けないのだ。
オーディオコメンタリーもほぼ聞く。3時間ぐらいのエディションもできそうだ。
どこか、唐突な終わり方だと思ったが、それが潔い編集ということなのだろうな。
子供ふたりともとてもいい。とくに、妹になった子。少しは心に余裕ができたのか。過酷な家族に戻って。
リリー・フランキー
安藤サクラ
松岡茉優
池松壮亮
城桧吏
佐々木みゆ
高良健吾
池脇千鶴
樹木希林
音楽:細野晴臣
撮影:近藤龍人
<是枝監督の代表作と言えば、柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞した『誰も知らない』。子供を置き去りにした母の代わりに、過酷な状況下で弟妹の世話をする長男の姿をリアルに描いた。その後も、取り違えられた子供をめぐり究極の選択を迫られる2つの家族を映した『そして父になる』や、海の見える街に暮らす姉妹たちの織り成す家族の絆を描いた『海街diary』など、さまざまな「家族のかたち」を追い続けてきた是枝監督。
『万引き家族』には「血のつながりについて、社会について、正しさについて、10年間考え続けてきたこと」の全てを込めたと語っている。>
イベントデザイン演習。
戦争関連のイベントはいろいろあるが、戦争自体はイベントなのか、そうでないのか。自由に書かせる。そのあと、『黒い雨』後半。野辺送り2つ。座棺だった。寝棺しか知らないのがいまだろう。
その前に、若い人がどうして投票しないのかについて、少し映像。一番、改良ができそうなのが、バエする投票所だな。選挙割もいいが。選挙に行きたくなるイベントというのを来年度はテーマにするか。