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吹奏楽団とブラスバンド

http://homepage3.nifty.com/naserum/highwind/hensei.htm

上のサイト(東京都の中学校で吹奏楽の指導をしている先生たちが作った楽団のサイト)を見ると、吹奏楽団とブラスバンドとは別、と書いてある。たしかにブラス(brass)は金管楽器のことだから、木管楽器(いまは金属製だけど)が入って吹奏楽団(ウィンド・オーケストラ)となるわけか。

いろいろですと学生が言っていたが、まあ、いろいろなのだろう
そこを、自分流でいいから、えいやと分類して、研究論文にしてくれ!
でも、このサイトの分類は私的には納得的:よかったら、ベースにしたら?
広義の吹奏楽には、以下のものがある(ブラスバンドとは、吹奏楽の一つでイギリス中心~オーストラリアとかニュージーランドなどかつての領土も~のもの=5.)
1.シンフォニックバンド
2.ウインドオーケストラ
3.ウインドアンサンブル
4.マーチングバンド
5.ブリテッシュスタイルの金管バンド(ブラスバンド)
6.ビッグバンド(ジャズバンド)

Commented by breakaleg at 2007-12-11 22:25 x
イギリスには「鼓笛隊」いわゆるFifes and drumsと、それにPipes(バグパイプ)を加えた軍楽隊の編成もあります。あと、アメリカ南部の葬送行進の金管バンドからデキシー、ジャズにという流れなんですけど、アフリカにも葬送行進のマーチングバンドがあります。どっちが先かはわかりかねますが、アメリカ南部のマーチングバンドにも、行進にステップとか入っていてアフリカとの共通性が見てとれます。
大洗高校は以前コンテストで「美空ひばりメドレー」や「わらべ歌メドレー」などやってます。もちろん当時の顧問(元連盟理事長)の趣味です。
映画「ドラムライン」をごらんあれ。コースタイルの演奏の中心が管ではなく、スネアドラムを中心とした巨大で複雑なリズムセクションと、旋律を演奏し続けるフロントパーカッションによっていることがわかると思います。
Commented by kogure613 at 2007-12-12 05:49
いやあ、詳しい人がこの日乗を読んでいただいているのですね。助かります(学生さん、参考にさせてもらってね)。ニューオリンズの葬送バンドとかアフリカ、あと東欧(ジプシーっていまはいっちゃいけないのでしたっけ)の映画でもあるし、カリブとか、ほとんどチラリと見るだけですが、軍楽隊から入ったものが、冠婚葬祭の音楽隊になる、そこなら限界芸術論となって、私の本流にどんぴしゃなんですけどねえ・・・
いずれにせよ、ありがとうございました。映画「ドラムライン」は発表した学生も持っていたようですし。小暮宣雄
Commented by kogure613 at 2007-12-12 06:12
自己レス
限界芸術というときは、無名性であるとともに、無名な人たちにおける自発性とか、創発性がポイント。
実用芸術(芸術を直接社会に利用するもの)との関係の整理必要。
Commented by breakaleg at 2007-12-12 16:18 x
♪マーチったらチッタカタ行進だ~というように、行進させる楽器は、太鼓なんです(「ブリキの太鼓」?)。ドラムマーチを奏でるスネアドラムがなくては、マーチングになりません。ドラムとパーカッションだけの「ドラム・コー」というのがあります。ビューグルは、本来の進軍ラッパ(「死んでも離しませんでした」)と、儀状隊のが合わさって、それがまたさまざまに分列して言ったように思われます。ふつうマーチングというと管楽器からしか考察されませんで、「行進」(♪宮さん、宮さんとナンバとか)とスネアドラムなどの打楽器、リズムやビート感覚からマーチングに対する考察はほとんどありません。余談になりますが、有名なトルコの伝統軍楽の行進は木遣りみたいな練り歩きです。ついでに中国映画「大閲兵」を学生さんに。
by kogure613 | 2007-12-11 07:45 | 事務連絡 | Trackback | Comments(4)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


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