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めっく 京極夏彦『魍魎の匣』&細馬宏通『絵はがきのなかの彦根』

3/2(日)
きょうは寝不足。起きてもぼんやり。
何気なくテレビ。おっと、新日曜美術館で、いまNO-MAでやっている展覧会関連が特集されていたのだった。途中から見る。終わると、さっそく、はな(3/4には、いつもの心斎橋ルイードで小暮はなのライブがあります。ぜひぜひ)から電話。彼女も途中から見たという。録画しなくちゃ、再放送を。

田口ランディという人をはじめて意識する。女天狗みたいな(もちろん、かっこよくていい感じです)ルシエンヌ・ペリー館長の横にいると、ランディという名前なのに着物きて丸っこくて、めだぬきみたい(知らなかったけれど、盗作問題とかいろいろあった人なのか・・・なるほど)。

めくるめく紙芝居(めっく)。差し入れを買ったので少し遅れる。野菜のお菓子、みんなよく食べてくれた(生姜のオカキは少し売れ行き悪し)。
見学者が3名もいた。(いっしょに絵を描いたり、楽器を鳴らしたり、体操したりしてもらっているので、見学というものでもないのだが、)ワークショップの見学というのは、とてもいいことだと思う。うちらのようなあてのないような、とりとめのないような時間と空間のなかで、何が行わられ、感じられ、交流しているのかを体感するるのに、言葉ではかなり無理があり、映像でさえ、つかめないことが多いので。

井上信太さんが、じつにすごいものを作ってくれている。いやあ、これは、いいなあ。当日まで秘密にしたいものがまた増える。今度は、23日!と言って別れたが、22日ではなかったかなあ?

読んだ本。京極夏彦『魍魎の匣』講談社、1995年。
とくに新興宗教の部分が興味深く思える。箱と筥、そして、匣。文字にこだわるところなど、けっこうはまる。

あと、細馬宏通『絵はがきのなかの彦根』サンライズ出版、2007年。分厚い本ではないのだけれど、片目で遠近法を確かめたりするのでゆっくりと読む。
古い絵はがきを手にとって実際にそれが写された場所に行き比較するなんて、ほんとうにまちつかい研究の一環になるなあと思うし、写された場所を探す過程で写された時代、時、季節まで探って行く細馬探偵に感激。
by kogure613 | 2008-03-02 23:58 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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