びわこ競艇とびわ湖ホール
2008年 11月 30日
関係はあるのかなあ?
じつは、大津市に住む方から、びわ湖ホールができたのは、公営ギャンブルの収益事業があるからではないか、という指摘をいただき、ちょっと、調べようと思っています(が、なかなか)。
競輪は大津市営ですが、びわこ競艇は確かに、全国唯一の県営ですね。
でも、いまの一般会計繰入金の目標(滋賀県総務部事業課)が、1.5億円ですから、10億円以上必要なびわ湖ホールのためにはあんまり貢献してはいない。でも、10年ぐらい前はどうか・・
こんな感じです。
まあ、これは仮定の話ですが、かりに、びわこ競艇での収益が10億円あがって、びわ湖ホールの自主事業費が10億円必要(もちろん、黒字になるような興行をすることは公共事業としては逆にすべきでないので、補填がいるのは当然ではあるのですが)という構造があったとすると、
びわこ競艇で楽しむ人たちの所得階層の実証的調査なしにいうのはいけないのでしょうが、低所得者から高所得者(子供向けの低料金活動も最近はよくされているので一概にはいえないとしても、ボートギャンブルを楽しむ人たちがオペラを楽しむことはほとんどないでしょうから、という憶測によるものです)への転移という極論(暴論)も導かれちゃうわけですね。
(タバコやお酒への課税と同様の)むずかしい問題ではありますが、
地域創造という財団を宝くじの収益でつくったときから、同じ構図はあったので、まあ、自己批判も含めて考えるべきことかも知れません。