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逮捕と報道・・・自由な原っぱだったらよかったのに・・・

報道は続いていますね。
14日のものを追加しました。
http://www.cyzowoman.com/2009/03/ny_1.htmlより
 奈良さんは、落書きや器物破損など4つの罪で告発され拘置所で一晩を過ごしたが、翌日釈放された。当局の発表によると、一年以内に法律上の問題を起こさなければ、今回の罪はすべて取り消されるという。

 奈良さんはこの逮捕劇について、「他の場所では出会えないような人たちと会えて、とてもいい経験になった。まるで映画の中にいるみたいだった」と話している。この事件の翌日に、チェルシーのギャラリーで始まった奈良さんの作品展は大盛況だったようで、自身もそのオープニングに無事立ち会えたそうだ。

 ちなみに前出の弁護士によると、同作品展に展示されていた絵画は、この初日に12万5千ドル(日本円で約1,225万円)から50万ドル(約 4,900万円)の間で取引されたそうです。不景気にあえぐアメリカですが、そんなの関係ないぜって人も、やはり少なくないということですね......。
(真里)
こちらは、ニューヨークポスト


(以下は、3/11現在でアップしたもの)

奈良美智ブログ(NPO法人harappaのサイトの中にあるんだな。http://harappa-h.org/modules/xeblog/?action_xeblog_index=1&cat_id=4

10日のこのブログについての記事
http://harappa-h.org/modules/xeblog/?action_xeblog_index=1&cat_id=4より、後半部分引用
 この事件記事はすべてアート・イン・アメリカの記事が元になっていること。
オープニングの最中に、その記者に(記事にするとは言われずに)いろいろ話したことが元になっていること。
その記者は僕が、その人とつたない英語で会話したことを元にして記事を作成しており、警察に事実関係を聞いていないこと。

事件があった駅名が違うこと。
拘束されたのは24時間であること。
記者の質問が落書きのことではなく、留置所の環境ばかりであったこと。

警官が僕を拘束しようとした時、見ず知らずの市民が抗議していたこと。
できればその人たちを探して、その時の状況を第三者の目で語ってほしいこと。

いずれにせよ、軽い気持ちで行った行為がこのように話題となり、いろいろな人を不快にさせていること。
また、実際にそうして何人かの人々に心配もかけ、また迷惑もかけていることに、心からすみませんと言いたい。
こういう公共の場での落書きはイノセントな行為であっても、決してかっこいいことではありません。
今回、小学生の子からこの事件について聞かれた時、自分があたえる影響というものを強く感じ、反省しました。

この問題について、いずれきちんとわからないことは確かめて書きます。

これからは路駐している汚れた車のボディにさえ、冬の曇った電車の窓ガラスにさえ落書きはしないでしょう。
いつもスケッチブックを持って歩くようにします。

正直、どこにでも描きたい衝動は急に襲ってくるものですが、とにかく紙やキャンバスに移し、形にするように努力します。

しかし、反省しなければならないことは山ほどあることに気がつきました。
ほんとに考えれば考えるほど山ほどあります。

日本のメディアのニュースソース アート・イン・アメリカの記事
http://www.artinamericamagazine.com/news-opinion/news/2009-03-01/nara-arrested-for-graffiti-before-boesky-opening/

日本のメディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090310-00000055-jij-int
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20090310/JCast_37395.html
by kogure613 | 2009-03-14 07:28 | アーツ現場 | Trackback | Comments(0)

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