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30年ぶりだから・・日本政策投資銀行と日本政策金融公庫

ほんとに30年ぶりだから・・・どちらがなんだか分からなかった・・・日本政策投資銀行と日本政策金融公庫
行政とか政治とかを話すのは、学問的には30年ぶり。役所をやめてからもうかれこれ10年近く(地域創造などへ行ってからは文化政策しかしなかったから、15年ぐらいのご無沙汰)なので、もう色々変わっていて困ります。

日本開発銀行(竹中平蔵先生もここ出身だっけね・・・一緒に仕事をしていた人がいたけれど、すげえ、給料がよくてびっくりして、聴くと、うちらは、身分は公務員並、給料は都市銀行並っていっていた。日銀ぐらい、すごく待遇がいいところだった記憶あり)が、株式会社日本政策投資銀行へ。
そして、日本政策金融公庫。これは、
平成20 年10 月1 日、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫及び国際協力銀行(国際金融等業務)は統合し、株式会社日本政策金融公庫(以下「政策公庫」)が発足します。


なるほど。
株式会社日本政策投資銀行・・・民営化の一つだよね。こちらは、大企業向け。
中小企業など向けが、株式会社日本政策金融公庫・・・こちらも株式会社になったのね(民営化と統合化)、でも、いまは、いそがしそうだ

まぎらわしいなあ・・・

こんな記事を読んで、調べてみたんです、じつは。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090331-OYT1T00136.htm
 公務員より高い給与を受け取りながら、安い家賃で住む理由について、政策公庫は、「人材確保のため民間の金融機関並みに待遇を良くする必要がある。家賃を安くしたのは転勤が多いため」としているが、公庫職員の一人は、「貸し倒れがあっても政策金融の名の下に国が穴埋めするため、民間より高度な判断が必要だと思えない。都合のよいときに公、都合の悪いときに民間の立場を使い分けているだけ」と打ち明ける。
たぶんですが、昔の状態がいままで続いていると仮定すると、待遇は、株式会社日本政策投資銀行の方が、株式会社日本政策金融公庫よりももっといいはずです・・・

もちろん、そんなことよりも大切な論点は、
政策金融を営利企業化するにあたって、
ちゃんとその公共性、公益性は担保されているんでしょうか、ということで
たぶん関係がありそうな、東京都の銀行さん(新銀行東京)はその後どうなっているんでしたっけ・・・



http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200903300336.html
 新銀行東京の経営難によって、東京都の出資金855億円の損失が確定したうえ、都が追加出資した400億円の回収見込みもないとして、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事ら3人が30日、石原慎太郎知事や旧経営陣らに計1255億円を都に返還するよう求める住民監査請求を起こした。

 請求書によると、経営難の原因は「石原知事が任命した旧経営陣が、知事主導の事業計画に忠実に従い、常識を逸脱する業務執行をしたこと」で、知事には民法上の損害賠償責任があると主張。追加出資も「経営状況を見る限り戻ってこない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090308/tky0903080802001-n1.htm
by kogure613 | 2009-03-31 12:21 | 事務連絡 | Trackback | Comments(0)

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