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イジー・トルンカの世界Ⅱ『電子頭脳おばあさん』、高校での講演準備

8/27(木)
880名ぐらい(教員とか入っているからかな)の前で話す資料づくり。
パソコン利用でしか写真はアップできそうにないので、まったく、使うのをやめていた
パワーポイントを使うことにした。
まず、自分のパソコンに入っていたかな?というところから。
あることはあったが、昔使っていたものでもないので、ずいぶんつまづく。

一応出来上がり、プリントアウトしたり、CDにしたりしたあと、メールボックスを見ると
膳所高校の担当のY先生からメール。写真は、1枚ずつにしてください、1列に20名以上並びますから、ということ。もっとはやくメールをみるべきだったな。

明日直そうと思って、夜は、アニメ。
イジー・トルンカの世界Ⅱ『電子頭脳おばあさん』(1962年、29分)他、あわせて4編。
1949年の『悪魔の水車小屋』(20分)や、『二つの霜』(1954年、13分)は、田舎、牧歌的という形容詞はまるでつかえないが、機械的な悪夢ではない。
それに反して、『電子頭脳おばあさん』は、未来の恐怖アニメ。子どもたちはこれを見てどう思ったんだろう。
だいたい、チェコの当時の子どもたちは、トルンカのアニメにちゃんと向き合えたんだろうか。美しくもおぞましい世界!
最後の『天使ガブリエルと鵞鳥夫人』は、言葉もほとんどないということもあるし、「デカメロン」がベースにあるなど、かなり高踏的シュール作品といっても過言でないもの。こちらも、頭がちょっとくらくらしつつみ終わる。



More 9/4のおしまいのところだけ

【23年の公務員生活にピリオド】
2001年、自治省が省庁合併で総務省に。
その年、京都橘女子大学に文化政策学部ができるということで、転職。
月給は10万円減少した。

でも、自由に、文化のこと芸術(アーツ)のことを研究し企画することができるようになる。
表に出ていないものを発見する楽しさ、忘れられているものに新しい命を与える術・・


【未来へ】
「身近」から「遠く、広く、深い」未来へ
具体的なことと抽象的なことをつなげること

「遊園地遊び」から、「原っぱ遊び」の未来へ
自分でルールをつくる想像力・創発性

分からないから面白い!と思える未来へ
不思議だなあと思う気持ちを大切に
Commented by しん平 at 2009-09-06 11:42 x
高校生を前にしての小暮先生のお話、興味津々です。
お役人から大学の先生に転職されるところ、10万収入ダウンとは!!いつもお話を聞かせていただき思うことは、身近なところから深いところに飛んでいく心地よさです。日常から時空を越えてつながっていく森羅万象の魅力です。その自由さの根っこを探り当てたい、と思っています。くにかわちさんの「♪ふしぎだなあ」という歌も面白いですよ。
Commented by kogure613 at 2009-09-07 07:22
10万円減少・・・いやあ。これは、膳所高校生には話さなかったねたでした。
国家公務員も入省して20年を越えだすとずいぶん高給取りになるように制度改革(改悪?)されてきています(初任者とかはそんなに高くなく、昔は銀行員との格差をよく問題にしていました)。
まあ、急カーブ上昇があって、早期退職が可能になり(退職金も私、あと数年いれば倍になっていました)、50歳代前半中盤で退職するんで、天下り、渡りということになるのですね。
くにかわちさん・・・懐かしい名前ですね。さっそく、探してみます。
いつもコメントありがとうございます。
by kogure613 | 2009-08-27 23:22 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(2)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob