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文化仕分け騒動後のやくぺん先生の感想と課題提起

事業仕分け騒動後の文化予算案についてのやくぺん先生の感想と課題提起(基本的に小暮も同意見。でも、11月に意見を言ったときは、税金の使い道論とかはちゃんと言わなかったかも。これをきっかけに事業論ベースではなく一つ上位の政策レベル、そして省庁再編的レベルで議論すべしという気持ちで緊急意見をいったのだなと思い返しました)

http://yakupen.blog.so-net.ne.jp/2009-12-30より一部だけ引用(下線は小暮)
・・・一応概説しておけば、「学校への芸術家派遣」と「コミュニケーション教育拠点形成」は仕分け提言通り廃止。ただし、同じく廃止を提言された「芸術創造・地域文化振興事業」の中にある「子どものための優れた舞台芸術体験授業」は残され、そちらに統合されます。
なんのことはない、これまで同様、「同じ事業を続けていると大蔵省から文句を言われるから、名前を変えて実質的には同じ事を続ける」というテクニックがまた踏襲されたわけで、お役所同士が毎年やってるテクニカルなゴタゴタに芸術関係者が巻き込まれて踊らされただけ、という皮肉な見方も出来るわけであります。
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文化芸術関係に絞れば、仕分け騒動の中で「仕分けコメントの言う通り、止めてしまえ」という声は、大手メディアを眺める限り、殆ど皆無でした。ですが、正直なところ、小生の周囲にいる実際に税金がどう使われているかをある程度以上理解なさってる方々の殆どは、「仕分けの言うことももっともだ、今のままじゃマズイよ」という意見だった。
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今回の騒動が、「政権が変わっても既得権を潰すことが出来なかった」という諦めに繋がらないようにするにはどうしたらいいか、それが今後の小生らの課題でしょう。
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by kogure613 | 2009-12-31 09:44 | 情報収集 | Trackback | Comments(0)

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