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第三回守山野外美術展 お寺deアートin東光寺 HAIZAI★ART

5/2(日)
いい天気。バスを守山でうまく接続でき、しかも導き人がいらっしゃったので、埋蔵文化センター前駅から、東光寺までスムーズにいけた。
第三回守山野外美術展 お寺deアートin東光寺  HAIZAI★ART。去年はゼミ生のえっちゃんと一緒に行き、鮨きりの神社祭礼も見たことを思い出す。

今回は、テーマができ、限界芸術について、自分たち(M-fat=モファというグループが主催者である)なりに展開しているので、またまた面白さがアップしている。
手作り楽器。チンドン隊。チンドン屋さんのメロディーということで、「美しき天然」(1902年作曲。もとの歌詩はその前にできていたもの)をバイオリンで演奏しているそうで、実は、歌詞をあることを知らなかったという話もまた面白い。

「美しき天然」は、チンドン屋さんの前史のヂンタとの関係が大きく、それと別に寄席との関係(五人囃子、寄席の人寄せ口上と鳴物)から、竹に雀や四丁目、千鳥など、下座音楽(米洗い、越後獅子、野毛、深川、奴さんあたりが寄席の下座音楽の定番で、千鳥や吾妻八景の直近の出自は無声映画のチャンバラにつける楽士の定番)がチンドン屋音楽の定番になるという話を林加奈さんにしようと思った。
が、どういう音階かという話が急にあって、とりあえず、民謡音階を示す。

つまり、せっかくなので、ご当地チンドン音楽を作ろうということのようだ。それなら、テトラコルドを簡単に説明できたらよかったのだが、鍵盤ハーモニカの黒鍵を使うのでいいか、とそう話したら、結局、明治以降のヨナ抜き音階になってしまっていた。まあ、いいか。Cで終わらないように云えばよかったとちょっと思ったけれど。あとで練り歩きあり。

林加奈さんに6/4の特別講演の書類を渡す。どうもメールチェックをほとんどしていないようだ。紙芝居は、大津プリンスでできたものをまずやっていて、これがいかにシュールかを思い出す。二つ目は天国へつづくみち、ここでも去年したような気がするが、これも、大津市の唐崎作業所でできたもの。

今回一番面白かったのは、主催者の一人のおばあさんがコレクションしていたマッチで、とりわけ、ほっけないほどシンプルなものが、限界芸術の王様のようで、かつ、ミニマムアート的尖がりがあって、楽しすぎる。あと、インタビューもあって、これは、その前に男の子が限界インタビューをぼくにしてこれもまた楽し。

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by kogure613 | 2010-05-03 23:46 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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