DVD視聴 えずこホール『十年音泉(てんねんおんせん)』
2010年 05月 07日
久しぶりの京都橘大学、雨。タチバナライナー。いささか頭痛(花粉症への対策はしているのだが)。
1限目、都市と文化資源。54名。
わらべうた、とりわけ、お手玉うたにしぼって、音楽、歌の原点をさぐろうと思ったのだが・・・
機材の使い方がなかなかいうまくいかない。
歌詞を見せながら、CDを流すということが9501教室ではそのままではできないので、CDカセットを持ち込んだのだが、MDは動くのにCDが壊れているものを持ってきてしまった。
ちゃんとノートを作って、普通の講義のほうがいいのかも知れない。
創発的に授業をしたいと思うが、これは2年目からかも。
ふと、五木の子守唄だけのCDがあったはずだが探せず。どこかにあったはずだが、子守唄論へ持っていっても、どうも聴衆の反応はないようで、試行錯誤が続きそう。
まあ、とりあえず、遊劇体・多神教の観劇集計でもしておこう。あれ?21日の初日、25人に増えている!岡本さんにメールしておかなくちゃ。
2限目、政治学概論。5回目。111名。前回は、少し私語が収まっていたのだが、今回はまたうるさくなっていたようだ。はじめは注意したが、前回みたいに、うるさい連中のそばであれこれ言わないと無理なのか。
政治学だけに、コントロールできないという自分のパワーのなさが笑えるな。次回は地方自治なのだが、市町村合併が終わったことから、すこし教科書への補足がいりそうだ。
あるいは、ちょっと、時事問題とか、日本の政治の歴史などをするかどうか?記者クラブの問題とか、1955年体制から小泉政権、そして現在というような。オリックス不動産京都水族館なんかも俎上に出したいんだけどなあ。
かえって、2月の世界劇場会議(名古屋)で買っていた(1000円)、DVD、えずこホール、演劇交響曲第一番『十年音泉(てんねんおんせん)』を視聴。2007.2.17.18に行われた公共ホールの10周年記念ライブ映像。
総合演出は全体の監修も兼ねる野村誠のほか、倉品淳子、矢内原未邦。
記録制作の監修は藤浩志。
はじめの演劇的なコント?みたいなのがすこし臭いかなあとか微妙に思ったり、せりふがなかなかききとれなかったりしているうちに睡眠していたようで、ところが、つくしの会児童合唱部のコーラスで目が覚める。おお、声の力よ。
よくみていると「たけやぶ」ではなく「けたやぶ」。この場にいないとこの面白さはなかなかわかりづらいのだが、一瞬面白いものがあると、がらりと印象が変わってくることがまたあって、面白い経験だった。