アーツ・バウチャーをふと思い出し

アーツカンパニー助成からアーツプレース(劇場・音楽堂・美術館・画廊・ライブハウスクラブ・・・)助成へというフレーム変換論議を聞いていて、まず、いまのアーツマネジメントの焦点である、アーツ・サービスオーガニゼーション助成フレームこそ大事!とぼくも思うので、それについては誰か政策提言しているのか?ってふと思ったりもしたのだが・・

それよりもさらにもっと大きな転換であるべきことがあるはず・・政権交代とも絡んで・・・
つまり、生産者から消費者への流れの系として、創作者、配給者から、芸術享受者への直接的サポートの検討である。
そして、その一つの発想が、文化クーポン、アーツバウチャー制度議論だったなあ・・と。これは10年ぐらい前からちょっと文化政策学関係者で話したことがあったもの。

教育バウチャーが新市場主義的に(ミルトン・フリードマンの提唱)使われて、教育格差を助長するものだったので、かなり警戒心をぼくも持ってはいるのですが、教育財のような価値財は、子供や親がそれを選択できないという特性がある(学んで理解しないとその教育=苦い薬の価値はわからないので、供給者に主導権あり)・・

けれど、一定の文化選択財としてのアーツ享受財は、アウトリーチやワークショップ、アーツコミュニケーション学習機会などは価値財としてより豊富にサポートしつつ、享受者の選択権をもたしてもいいのかも?と、劇場法論議などよりもより抜本的なパラダイム変革議論について、ふと思い出した次第。
トラックバックURL : https://kogure.exblog.jp/tb/10694536
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kogure613 | 2010-05-27 06:41 | つぶやき | Trackback | Comments(0)

こぐれのぶお・小暮宣雄 写真は春江おばあちゃんと・サボテンの花嬉しく 


by kogurenob