まだまだ催し調整が続くなあ
2010年 06月 22日
2回生ゼミ生に、先生って、なんの苦労も悩みもなくていいよなあ、とかいわれる。
服なんて、そこらにあるものをただ着ているだけでしょ、とぼくの痛んだズボンを指差しながらいう。
まあ、なかり図星なのだが、そういわれると嬉しいのやら悲しいのやら。
それなりに、困って強く言ってみたり、重い荷物運んだりしとるんだけど、さ。
都市とアーツ。
本当は原恵一さんよりがっつりやりたかったのは、黒沢清研究だったのだが、どんどん、アニメにシフトしているなあ。
それでも、去年までは、もう少し長く黒沢清作品を順を追って見せていたが、今年は神田川淫乱戦争は割愛した。でも、ドレミファ娘の血は騒ぐのはじめの方のちょっとした絡みだけでも苦情。地獄の警備員はほんとにちょっとにして、CUREも少し。来週からではなく、今週から『叫び』に入ることになった。でも、バイオレンス系は一つ、『蛇の道』は入れようとは思っている。世界にはさまざまな暗部がある。それを描くのもアーツの力である。世界はすべてハッピーエンドではないのだから。いや、エンドがない怖さを少しは伝えたいもの。