石橋湛山「今や社会各機関の伝統と勢力が崩れ落ちて、もっとも感化力のあるのが言論機関だ」
2010年 09月 25日
いま、読んでいるのは、増田弘『石橋湛山―リベラリストの真髄』中公新書、1995年。
なかなか戦後にこない。
石橋湛山!
いやあ、すごい反骨の人だったのだなあ。
P123から、2.26事件当時のマスコミ批判のところを引用(1936.3.7号社説「不祥事件と言論機関の任務」):
なかなか戦後にこない。
石橋湛山!
いやあ、すごい反骨の人だったのだなあ。
P123から、2.26事件当時のマスコミ批判のところを引用(1936.3.7号社説「不祥事件と言論機関の任務」):
新聞は、国民に政党政治を嘲笑することを教え、「低級なる読者の歓心を買う為めに、不知不識(しらずしらず)議会を排撃し、言論の自由を自ら失うことに努力していた」。また雑誌は、マルキシズムが流行すれば訳もなくその流れに従い、ファッショの波が盛んになればこれに従うなど、「節操も、独立性も殆んどない状態だ」。「今や社会各機関の伝統と勢力が崩れ落ちて、もっとも感化力のあるのが言論機関だ。それは善くも悪くも現代社会において最大なる勢力だ」。それゆえ、新聞と雑誌は「過去における自己の言説行動を顧みて、自ら責任を痛感せなばならぬ。しかして今後は真面目に社会の建設的批判に精進すべきである」(略)とマスメディアの奮起を訴えた。
by kogure613
| 2010-09-25 09:14
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