小暮一郎の七回忌で読経と讃という短い声明をありがたく聴く
2010年 11月 03日
昔は明治天皇の誕生日の祝日。それに合わせたのだろう、憲法が発布されて、文化の日という奇妙な祝日になっている。でも、大学は15回確保で授業。
でも、ぼくは授業がないし、校務もないので、11/12が命日なのだが(http://kogure.exblog.jp/i12/)、父親、故小暮一郎の七回忌という法事をこの日に行うことになった。
真言宗のお坊さんが、たまたま唐崎から通っているという話(うちの近所の玉川のお寺)になって、近くのスーパーとかラーメン屋の話を読経のあとしたりした。あの唐崎駅にある施設って何だろうって思っていたのですよ~って話すが確かに異様な宝くじの無駄使い施設だなあとしみじみ。
読経のなかで、般若心経のあと、讃という短い声明が出てきて、そのメロディーが昔割と良く聴いた真言声明ライブを思い出させてもらって、じつにありがたかった(でも天台声明や浄土宗の声明とどう違うかと具体的に聴かれてもいまいち判っていないのだが)。いつものお坊さんのホーミー的響きは「にゃーにゃー(みゃーみゃー)」っていう感じに離れの部屋に響くのだが、このお坊さんの読経は「みゅーみゅー」と響く感じがする。
終わって、みんなで食事。
はなと久しぶりに話す。ポルトガル語の辞典を渡して、彼女は、ポルトガル人の若い詩人の詩を調べている。ポエムとリリックの違いについて、とても面白いメタファーをその詩人はメールしていて、それを読んだりする。
帰って、日本シリーズ。長かったが、面白かった。