志賀直哉「山科の記憶」「痴情」を授業にしてみた
2010年 11月 30日
平凡な火曜日。
あさは、ずっと宮沢賢治の童話を印刷したり、一番わかりやすそうな行政法と刑法の判例を探して印刷していたりする。
来年度の2回生ゼミでうちを第一希望する学生が15名ということ。ほどよいぐらいかな。あと溢れるところから何人来るか。それと同じ文化プロデュースの先生とのバランスもちょっと考えて(クラシック音楽や公立ホールなどなら、ぼくでなくてもいいので・・・)。
3限目は2回生のゼミ。このなかで、私の3回生ゼミを希望する人が10名。これもまたちょうどよい具合なり。こちらも少し流れることがあるかも?また、出していない学生も多いので、それを待つことに。
5限目は、先々週解説本をやった志賀直哉の「山科の記憶」ともう一つ「痴情」をメインにする。その前に、大石順教さんの本が手に入ったので写真を見せ、志賀直哉の山科の家の写真(柳宗悦夫妻も写っているもの。縁側が池のようになっている)も見せる。来週からはじめる忠臣蔵の予告。12/14の山科義士祭とか。
「山科の記憶」はまずまず学生も読めるようになりつつある。「若し」とか、「然し」とかはなかなか読めないが。「痴情」は、内容もよりエキサイトすることもあり、ぼくが読むことにする。そうすると少し早く終わってしまったが、読むのは、なかなかに楽しい(一部、なんでか、イントネーションが関西弁になったりした。会話で祇園の仲居さんを逆に京都弁にぱっとするのがむずかしい)。
帰って体重計に乗る(夕食後、風呂場といういつもの条件)。71.2㎏。これ以上にならないこと!