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壁ノ花団『フォーエバーヤング』ヘップホール&『MAGIC LIVE、瀧川一紀手品教室発表会』

3/26(土)
メールが溜まっている。
福島原発は依然として危ない状況のまま、放射性物質問題がかなりの焦点になっている。
イ君には大丈夫だよ、京都は、といっているが、この言葉がそうでなくならないように祈るのみ。

阪急の茨木市駅へ。四条経由の方が安かったのにモノレールを使ってしまう。
ローズWAMホール。茨木市立男女共生センターの地下二階。
『MAGIC LIVE、瀧川一紀手品教室発表会2011 in 茨木』。15時から16時すぎまで。
第一部は生徒さんたち。そのなかに、今度4回生になるK君がいて、彼はこのマジックにかかわる文化事象を研究し広めるというのを卒業制作としているので、この公演自体がその一環なので、ぼくとしては見てこうと思ったのだった。

第一部は教室の人たちで、シルク、ロープ、ミリオンカード、如意独楽、ゾンビボール、プロダクション。下手前から見るので、どうしても見えてしまうものがある・・基本的に手さばきなのだろう、段取りとか注意をどうそらすかとか・・
先生である吉本興業所属の瀧川一紀は話術も巧みで、第二部は彼のミニマジックショーだった。ヨンサママジックというのが彼の特徴だということ。

夜、ヘップホールにて、壁ノ花団第五回公演『フォーエバーヤング』(作・演出:水沼健)を見る、70分ぐらいかな。ステージの前の床にステージをつくり、そこに敷き詰められたブロックをバベルの塔にしてみたり、王様の椅子にしてみたりする。モノローグで出来ている。会話も小説のように語る。

ただし、すこし会話もあったりするし、口もぐもぐの始まりから、これは、アッシリア帝国という過去の物語と見せて、いまから未来へと続く衰退する帝国の物語であるとも思え、つまりは、見る人、その時代や事件によって、色々と解釈できる余地の多い3人芝居。
放浪する、誰も嫁がない王様。だから、貧しい家の娘が嫁ぐ。だから、突然、荒々しかったりする。

なかなかに面白かった。芸達者な3名だったし。まず出てくるのがここの人、誰もいなくなった場所にいるスワステカと呼ばれる男(F.ジャパン)。ネコべらしに人ベラシ。ネコというのは、あと王妃となった女(内田淳子)ともつながって・・・王様(らしい人。王冠があるので)は、金替康博。内田淳子とともに時空劇場をOMSで見た遠い昔を思い出したりする。
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by kogure613 | 2011-03-26 23:25 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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