『パウル・クレー おわらないアトリエ』京都国立近代美術館&六花などなど
2011年 03月 31日
明日からは新学期で忙しくなるので、お昼から、妻とお出かけ。
まず、妻の友達の旦那さんの写真展へ。河原町四条へいこうとするとかわいい八ツ橋の新しい形のお店があって、70円で一個食べる。八ツ橋とあんこが選べるというのが面白い。饅頭とかもあった。
nikinikiという名前。でも、1689とあたったので、どこかの老舗の八ツ橋屋さんの新しい展開だろう。
ギャラリー古都(マロニエとかと近い)へ。6階。溝縁ひろし写真展『京都五花街』。けっこう広いギャラリー。韓国のお土産を渡すとかわりに、絵葉書をいただいてしまって恐縮する。
これから、おどりの季節だなあ・・・舞妓さんから芸妓になることなどが、こうして、写真となって記録されている・・・
京都気楽屋という手拭い屋さんや、玉や絲やというカリントウ屋さんをひやかす。「玉や絲や」は試食のみだったが、なかなかいい感じ(カリントウずきだということもあって・・。八ツ橋もすきだし・・)。
河原町三条のチケット屋さんで、クレー展を1100円で購入して、京都国立近代美術館まで歩く。まちあるきを久しぶりにすると、あれこれ新しい装いがあったり、見過ごしていたりするものが多い。
『パウル・クレー おわらないアトリエ』。クレー展はいつも人が多い。今回は、そんなに有名な作品はないのだが、初めて観る作品やスケッチが多くて、宮澤賢治の文語詩とか短歌、あるいは手紙を読んでいるのと同じような、いささかマニアックな喜びを感じられる展覧会だった。
そのマニアックさは、クレーのいつくかのアトリエの写真にある作品を見つけるということと、技法を知ることが出来ることによって、おお、こういう写し方をしているのか、ということ。あるいは、裏表の展示や最後の住まい、ベルンのアトリエの復元である。
そのあと、新しい喫茶六花を妻が知らないということもあって、六花にいってくつろぐ。お父さんが作ってはる野菜がいつもながら美味しく・・・