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行政学のシラバス入稿したり、学生の就活の心配したり・・

12/26(月)
今日まで大学はあいているのだが、家で、シラバス入稿をしたりして過ごす。
やはり、身体がいささかしんどくて、とくに、目がかゆいのが気持ち悪く、態変オフィスで大阪の教育基本条例案を考える会が夜あるのだが、パスさせてもらう。

そうそう、昨日、政治学概論ⅠもⅡも来年度のシラバス入稿画面にないので、外してもらったかと思ったらそうではなく、単なる事務ミスだったw

新しく始める行政学は、真渕勝さんの『行政学案内』(滋学社出版、2009年、1800円)をすることにして、それに併せてシラバスを作る。選択的ではあるが、文学や映画などで公務員や役所を扱っているもものを課題レポートにしたり、ちょっと見せたりすることも工夫するようにしようと目論んでいる。そうしないと、行政学説史から始めるとみんな興味をますます逸してしまうからなあ・・・

第1回 はじめに―行政にまつわるトピックス、あるいは、政治学や法学との関係について―
第2回 学修方法の提示―行政学を学ぶための補助教材の紹介。文学や映画、各種メディアの紹介、自主課題について―
第3回 行政学の歴史(ここからは教科書必携)
第4回 国家公務員と天下りなど
第5回 内閣制度と首相の指導力
第6回 国の中央省庁はいま
第7回 予算制度と編成過程
第8回 行政改革はどのようにすすんだか
第9回 中央と地方、国と地域の関係
第10回 地方財政論
第11回 大都市行政と市町村合併
第12回 官僚制とは何か
第13回 行政責任の類型とあり方
第14回 日本における行政システムの特徴
第15回まとめ―いまの日本の行政、とくに地域公共政策に必要なものとは―

参考書はいろいろあるが、以下のものに。
西尾勝『行政学〔新板〕 』(有斐閣、2001年、これは定番だし教えていただいた先生のごほんでもあるが、3100円ということもあり・・)、外山公美ほか『Next教科書シリーズ 行政学』 (弘文堂、2011年:問題がついていて新しいのだが、2400円とすこし高いのとちょっとオンブズマン制度や行政広報、行政情報など面白いが若干独特なので、時々参照するものに)。
あとは、真渕勝『行政学』(有斐閣、2009年、3600円)、林正義ほか『公共経済学』(有斐閣、2010年、2300円)、安章浩ほか『身近な公共政策論―ミクロ行政学入門』(学陽書房、2010年、2600円)など。

今日の夕刊フジに大学研究家の山内太地さん(33歳)が就職支援力の強い大学20を書いたということで、妻に買ってきてもらう。うちはもちろん、京都の大学はどこも入っていなかったが、いろいろ参考になった。とくに、武蔵大3位、国際教養大4位、国士舘大15位、金沢星稜大16位、桃山学院大17位、大阪学院大19位、日本文化大20位あたりを読みながら、あれこれ思う。

ついでに書いておくと、11/30発売の週刊『女性自身』に、「フツウの大学で叶う夢の就活!」という記事ではやはり山内さん監修により、京都橘大学現代ビジネス学部を第5位にいれてもらっていて、青木学長にそのコピーをいただいた。「’05年に共学化と学部増設を行い、京都の観光や伝統産業をテーマにしたイベント企画・運営や雑誌作りなど実践型学習が売り。教員の情熱も高く指導が非常に厚い」。織田先生(院生や学部生のみなさんの力もあり)や木下先生へのインタビューによるもので、ありがたい限り。

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by kogure613 | 2011-12-26 23:04 | こぐれ日録 | Trackback | Comments(0)

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