東京に行きました。アーツコンペ全国大会司会です。
2004年 12月 15日
そして東京へ。品川駅で降りてずいぶんきれいになったなあと思いつつ、新橋下車。
銀座の資生堂ギャラリーにて『life/art’04』を見る。今村源のイニシアティブによるコラボレーション。特に金沢健一とのコラボが美しくも緊張感に満ちた映像として結実していることに心動く。出るともう暗い。
銀座には、まだ救世軍(社会鍋)が3人立って2人がラッパを吹いていた。賛美歌の二重奏、トランペットというのではなく何といったか。宗教とボランティアと街角と音楽。
お仏壇・墓石はせがわのビルに入る。この世界に入ると懐かしくなってずっとおしゃべりしてしまう。紫檀と黒檀の仏壇を見比べ、いろいろな現代風デザインを見る
明治屋でおつまみを買ってから吾妻橋のアサヒビールスクエアAへ。リハーサルの途中。
鈴木英生さんにどうして、日録をやめるの?って聴かれる。「こぐれ日乗」に移そうと思うから、と答える。いままで「こぐれ日録」の一番初めの読者だったのに、と寂しそうだ。でも、自分の負担だけでなく、彼の負担が幾分かは少なくなるし、やっぱり、そうしようと思う。あるいは、記録として、1ヶ月たまったら、送ることにすることもできるが(昔の「つれづれアーツ日記」に戻るわけ)。アーツコンペティション第1回全国大会は無事に終わる。有料投票者数は40名ぐらいだったそうだ。鈴木生子のバスクラリネットをうちのバスクラリネット愛好学生に聴かせたい。
阿国社中‘も前田智宏の映像のあとだったが、面白く踊り舞っていた。木原アルミの霊感パントマイムは、坪に入ってずっと笑い続けていた音楽マネジメント活動家あり。京都からの2つはどちらも客席と呼応したものとなる。
最後のポポル・ブフは、特に新しく入った下津浦瑞希が原和代といい感じでマッチしていて、とても明るい未来を提示できていたように思う。最後がまた舩橋陽のクラリネットというのも偶然だろうが、面白い符牒。
終わって懇親。ダンス評論家の武藤大祐さんに会う、今度トヨタコレオグラファー賞でご一緒ですねと言われて。
今夜はカノン工房にて宿。熱烈歓迎していただいてありがたい。